特許
J-GLOBAL ID:200903048504272018

氷蓄熱式冷房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 堅太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-029808
公開番号(公開出願番号):特開平8-226682
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】氷蓄熱槽の蓄冷分を翌日残さずに使用することができると共に、盛夏期の昼間における電力使用量のピークカットに確実に寄与することができる氷蓄熱式冷房装置を提供する。【構成】この氷蓄熱式冷房装置は、深夜電力を使用して製氷した氷を氷蓄熱槽1に蓄積し、昼間には氷蓄熱槽1で解氷された冷却水を建物内の空調機7に供給し、或は空調機7に接続されたヒートポンプを運転して、空調機7による冷房運転を行う。制御装置10は、ヒートポンプによる冷房運転から一日の冷房を開始し、測定された気象データ、気象データから算出された気温予想曲線、空調温度設定器に設定された設定温度等を用いて蓄冷分の使用開始時刻を算出し、その使用開始時刻になったとき、ヒートポンプによる冷房から氷蓄熱槽1の蓄冷分による冷房に切り換え、蓄冷分を使い切ったときに再びヒートポンプによる冷房運転に切り換える。
請求項(抜粋):
深夜電力を使用して製氷した氷を氷蓄熱槽に蓄積し、昼間には該氷蓄熱槽で解氷された冷却水を建物内の空調機に供給し、或は該空調機に接続されたヒートポンプを運転して、該空調機による冷房運転を行う氷蓄熱式冷房装置において、複数の時刻における気温、湿度、気圧を測定する気象測定手段と、該気象測定手段により測定された気象データに基づき、一日の気温のピーク時刻を予測する気温ピーク時予測手段と、該気象測定手段により測定された気象データと該気温ピーク時予測手段で予測された気温ピーク時刻データに基づいて、昼間の気温の時間的変化を示す気温予想曲線を算出し、該気温予想曲線と空調機の設定温度を用いて、前記気温ピーク時刻を含む時間帯に、前記氷蓄熱槽内の蓄冷分による冷房時間帯を設定して、該蓄冷分の使用開始時刻を算出する蓄冷分使用開始時刻算出手段と、前記ヒートポンプによる冷房運転から一日の冷房を開始し、前記蓄冷分使用開始時刻算出手段により算出された蓄冷分の使用開始時刻になったとき、該ヒートポンプによる冷房から該氷蓄熱槽の蓄冷分による冷房に切り換え、該蓄冷分を使い切ったときに再び該ヒートポンプによる冷房運転に切り換える冷房制御手段と、を備えたことを特徴とする氷蓄熱式冷房装置。
IPC (2件):
F24F 5/00 102 ,  G01W 1/10
FI (2件):
F24F 5/00 102 Z ,  G01W 1/10 R
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 蓄熱式空気調和機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-355292   出願人:ダイキン工業株式会社

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