特許
J-GLOBAL ID:200903048521526678

エレベータのガイドレール用潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-363255
公開番号(公開出願番号):特開2001-171944
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】 乗りかごの移動速度が毎分120m〜240mという高速エレベータに適用しても保油シートの凹部に設けた耐摩耗性編物体が長時間破損することがない、耐久性に優れたエレベータのガイドレール用潤滑装置を提供すること。【解決手段】 ガイドレール3のガイド部3Aに摺接する保油シート36,36A,37の凹部46の側辺縁46A,46Bおよび底辺縁46Cを、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾールを液晶紡糸した繊維によりよこ編のうちの両面編構造とした耐摩耗性編物体50,51,52で覆う。これにより、乗りかごの移動速度が毎分120m〜240mという高速エレベータに適用しても、耐摩耗性編物体50,51,52は長時間破損することがない。また、ガイドレール3に対する潤滑油の供給にも何ら支障をきたさない。
請求項(抜粋):
ガイドレールのガイド部に沿って昇降路内を昇降する昇降体に取り付けられて、前記ガイド部が遊挿される切欠き部を有する有底の収納ケースと、この収納ケース内に収納されて、前記ガイド部が挿入される凹部を有する保油シートを複数枚積層してなる保油シート積層体と、前記収納ケースの上面開口を覆う位置に開閉可能に配設されて、前記ガイド部が遊挿される切欠き部を有する蓋体とを備え、かつ、前記保油シートの前記凹部の両側辺縁にそれぞれ第1耐摩耗性編物体で覆われた舌状部を形成して、これら舌状部を前記ガイド部の側面に摺接させると共に、前記凹部の底辺縁を第2耐摩耗性編物体で覆って該第2耐摩耗性編物体を前記ガイド部の頂面に摺接させて、前記保油シートに含浸させた潤滑油が前記ガイド部に供給されるようにしたエレベータのガイドレール用潤滑装置において、前記第1耐摩耗性編物体および前記第2耐摩耗性編物体を、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾールを液晶紡糸した繊維によりよこ編のうちの両面編構造としたことを特徴とするエレベータのガイドレール用潤滑装置。
Fターム (2件):
3F305BD01 ,  3F305EA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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