特許
J-GLOBAL ID:200903048524711743

二環式テトラヒドロピラゾロピリジンおよび医薬としてのその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-513751
公開番号(公開出願番号):特表平9-511758
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】R1、R2、R3およびXが定義されている通りである式(I)の化合物。式(I)の化合物およびそれらの薬学上許容され得る塩は、ホスホジエステラーゼ(PDE)IV型および腫瘍壊死因子(TNF)の生成の阻害並びにぜん息、関節炎、気管支炎、慢性閉塞性気道病、幹癬、アレルギー性鼻炎、皮膚炎および他の炎症病、エイズ、敗血症性ショックおよびTNFの生成を伴う他の病気の治療において有用である。
請求項(抜粋):
式〔式中、R1は、水素、(C1〜C3)アルキル、(C2〜C3)アルケニル、(C3〜C5)シクロアルキルまたはメチレン(C3〜C5)シクロアルキルであり、ここで各アルキル基またはアルケニル基は、任意に2個までの(C1〜C2)アルキルもしくはトリフルオロメチル基または3個までのハロゲンで置換され得、Xは、酸素原子または2個の水素原子であり、R2およびR3は各々独立に、水素、任意にハロゲンもしくはシアノで置換された(C1〜C14)アルキル、(C1〜C14)アルキルスルホニル、(C1〜C14)アルコキシ、ナフタリル、(C2〜C7)アルケニル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C1〜C4)アルキル(C3〜C7)シクロアルキル、(C3〜C7)シクロアルキル(C1〜C4)アルキル、酸素,硫黄,SO2もしくはNR5(ここで、R5は、水素または(C1〜C4)アルキルである。)を含有する(C4〜C7)複素環式基、(C4〜C7)ヘテロシクロアルキル-(W)d(ここで、(C4〜C7)ヘテロシクロアルキル基は、1個もしくはそれ以上の酸素、硫黄、SO2もしくはNR5基(ここで、R5は、水素、または任意にハロゲンもしくは(C1〜C4)アルキルで置換された(C1〜C4)アルキルである。)を含有し、dは、0または1であり、そしてwは、(C1〜C4)アルキル、COまたはスルホニルである。)、CONR10R11(ここで、R10およびR11は各々独立に、水素または(C1〜C4)アルキルである。)、(C1〜C5)アルキルカルボニル、(C1〜C5)アルコキシカルボニル、(C1〜C5)アルキルカルボニル(C1〜C5)アルキル、(C1〜C5)アルコキシカルボニル(C1〜C5)アルキル、(C1〜C5)アルコキシ(C1〜C5)アルキル、R12R13N(C1〜C5)アルキル(ここで、R12およびR13は各々独立に、水素または(C1〜C5)アルキルである。)、または式(ここで、aは、0ないし5の整数であり、bおよびcは、0または1であり、R4は独立に、水素、ヒドロキシ、(C1〜C5)アルキル、(C2〜C5)アルケニル、(C1〜C5)アルコキシ、(C3〜C6)シクロアルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、CO2R6、CONR6R7、NR6R7、CONHOH、CN、NO2またはSO2NR6R7(ここで、R6およびR7は各々独立に、水素または(C1〜C4)アルキルである。)から選択され、Yは、任意に2個までの(C1〜C7)アルキルもしくは(C3〜C7)シクロアルキル基で置換された、(C1〜C4)アルキル、(C2〜C5)アルキレンもしくは(C2〜C6)アルケニルであり、そしてZは、酸素、硫黄、CO、SO2またはNR8(ここで、R8は、水素または(C1〜C4)アルキルである。)である。)、または式(ここで、pは、1ないし3の整数であり、Wは、ヒドロキシであり、R9は、(C1〜C3)アルキルである。)の基、(しかも上記のアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルコキシアルキルまたは複素環式基の各々は、任意に(C1〜C2)アルキル、トリフルオロメチルまたはハロゲンから成る群のうちの1〜14個、好ましくは1〜5個で置換されていてもよい。)、または式(ここで、m、nおよびpは、1または2である。)の基、または式(ここで、Qは、ヒドロキシである。)の基、または式の基である。)の基から成る群から選択され、但し、R1がエチルでありかつR2が4-メチルフェニルであるときR3は水素、メチル、フェニル、4-フルオロフェニルまたは2-ピリジルであり得ず、またR2が4-メチルフェニルでありかつR3が4-フルオロフェニルであるときR1はフェニル、メチルまたはn-プロピルであり得ず、またR1がエチルでありかつR2がフェニルであるときR3は4-クロロフェニル、4-フルオロフェニルまたは4-メチルフェニルであり得ず、R1がエチルでありかつR2が4-メトキシフェニルであるときR3は4-フルオロフェニルであり得ず、またWがCOまたはスルホニルであるときdは1であるとし、R2およびR3は両方共が独立に、水素、(C1〜C14)アルキル、(C1〜C14)アルコキシ、(C2〜C7)アルケニル、酸素,硫黄,SO2もしくはNR5(ここで、R5は、水素または(C1〜C4)アルキルである。)を含有する(C4〜C7)複素環式基、または式(ここで、aは、1ないし5の整数であり、bおよびcは、0または1であり、R4は、水素、ヒドロキシ、(C1〜C5)アルキル、(C2〜C5)アルケニル、(C1〜C5)アルコキシ、(C3〜C6)シクロアルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、CO2R6、CONR6R7、NR6R7、NO2またはSO2NR6R7(ここで、R6およびR7は各々独立に、水素または(C1〜C4)アルキルである。)であり、Zは、酸素、硫黄、CO、SO2またはNR8(ここで、R8は、水素または(C1〜C4)アルキルである。)であり,そして基Yは、任意に2個までの(C1〜C7)アルキルもしくは(C3〜C7)シクロアルキル基で置換された、(C1〜C5)アルキレンもしくは(C2〜C6)アルケニルである。)、または式(ここで、pは、1ないし3の整数であり、Wは、オキソまたはヒドロキシであり、R9は、(C1〜C3)アルキルである。)の基、(しかも上記のアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルコキシアルキルまたは複素環式基の各々は、任意に(C1〜C2)アルキル、トリフルオロメチルまたはハロゲンから成る群のうちの1〜14個、好ましくは1〜5個で置換されていてもよい。)から成る群から選択されることはあり得ないことを条件とする。〕の化合物およびその薬学上許容され得る塩。
IPC (7件):
C07D471/04 106 ,  A61K 31/435 ABD ,  A61K 31/435 ABG ,  A61K 31/435 ACD ,  A61K 31/435 ADY ,  A61K 31/435 ADZ ,  A61K 31/435 AED
FI (7件):
C07D471/04 106 Z ,  A61K 31/435 ABD ,  A61K 31/435 ABG ,  A61K 31/435 ACD ,  A61K 31/435 ADY ,  A61K 31/435 ADZ ,  A61K 31/435 AED

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