特許
J-GLOBAL ID:200903048527573465
スタータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-009029
公開番号(公開出願番号):特開2009-167967
出願日: 2008年01月18日
公開日(公表日): 2009年07月30日
要約:
【課題】補助電磁スイッチの取り付けにあたって、量産が容易であり、且つ、取り付け角度の変更に細かく対応できる技術を提供する。【解決手段】モータ回路には、モータ4への通電初期に、モータ4に通電される電流を抑制する抵抗体と、この抵抗体と並列に補助接点が接続されている。補助接点を開閉する補助電磁スイッチ10は、ブラケット24を介してハウジング2に固定される。ブラケット24は、一端側の端面に補助電磁スイッチ10が溶接等により固定され、他端側が、ハウジング2のスイッチ取り付け部2bとメイン電磁スイッチ8との間に挟持されて、2本のボルト14によりメイン電磁スイッチ8と共にハウジング2に固定される。ブラケット24の他端側には、ボルト14を挿通する二つの孔24fが形成され、この二つの孔24fの位置を変更することにより、補助電磁スイッチ10の取り付け位置角度を変更できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンへ取り付けるためのハウジングと、
このハウジングに固定されるモータと、
このモータに発生する回転力をエンジンのリングギヤに伝達するピニオンギヤと、
バッテリから前記モータに電流を流すためのモータ回路に設けられるメイン接点を開閉すると共に、前記ピニオンギヤを前記リングギヤ側へ押し出す働きを有するメイン電磁スイッチと、
前記モータ回路の前記メイン接点より高電位側に接続され、前記モータに通電される電流を抑制する通電電流抑制手段と、
この通電電流抑制手段の低電位側と高電位側とに接続される一対の固定接点、および、前記一対の固定接点間を断続する可動接点を有し、この可動接点を介して前記一対の固定接点間を導通することにより、前記通電電流抑制手段を短絡する補助電磁スイッチとを備え、
前記メイン電磁スイッチにより前記メイン接点を閉作動して、前記通電電流抑制手段により抑制された電流を前記モータに通電した後、所定のタイミングで前記補助電磁スイッチにより前記通電電流抑制手段を短絡して前記バッテリの全電圧を前記モータへ印加するスタータであって、
前記メイン電磁スイッチは、複数本のボルトによって前記ハウジングに固定され、
前記補助電磁スイッチは、ブラケットを介して前記ハウジングに固定され、
前記ブラケットは、一端側の端面に前記補助電磁スイッチが固定され、他端側が前記ハウジングと前記メイン電磁スイッチとの間に挟持されて、前記メイン電磁スイッチを固定する少なくとも2本の前記ボルトによって前記ハウジングに固定され、且つ、前記ブラケットの他端側には、前記ボルトを挿通する孔が形成され、この孔の位置を変更することにより、前記メイン電磁スイッチの軸心に対して、前記補助電磁スイッチの周方向の取り付け位置角度を変更できることを特徴とするスタータ。
IPC (1件):
FI (2件):
F02N11/00 J
, F02N11/00 R
引用特許:
出願人引用 (1件)
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エンジンスタータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-171335
出願人:三菱電機株式会社
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