特許
J-GLOBAL ID:200903048542138090

直接拡散CDMA伝送方式の受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-329513
公開番号(公開出願番号):特開平10-173626
出願日: 1996年12月10日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 高速フェージング等があっても、常に最適なダイナミックレンジでA/D変換し、十分な量子化精度を得ること。【解決手段】 直交検波出力信号をLPF8,9に通したI成分とQ成分は、可変利得制御増幅回路18,19において制御電圧生成回路20の出力の制御電圧に応じてA/D変換器10,11のダイナミックレンジに適した値に増幅された後、A/D変換器10,11に入力される。回路18,19の出力信号は所要振幅検出器21によって振幅の値が検出される。この振幅の値は回路20によりA/D変換器10,11のダイナミックレンジと比較され、比較結果に応じて制御電圧が生成され、可変利得制御増幅回路18,19の利得が制御される。所要の振幅がダイナミックレンジよりも大きい場合は利得が小さくなり、小さい場合は利得が大きくなる。
請求項(抜粋):
情報伝送レートより高速度の拡散符号で広帯域の信号に拡散して多元接続伝送を行う直接拡散CDMA(Code Division Multiple Access) 伝送方式の受信信号を直交信号に変換する直交検波器と、前記直交検波器の出力信号を制御電圧に応じて増幅する可変利得制御増幅回路と、前記可変利得制御増幅回路の出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、前記可変利得制御増幅回路の出力信号から所要の振幅を検出する所要振幅検出器と、前記所要振幅検出器の出力信号と前記A/D変換器のダイナミックレンジを比較し、比較結果に応じた制御電圧を生成して前記可変利得制御増幅回路に供給する制御電圧生成回路とから構成されることを特徴とする直接拡散CDMA伝送方式の受信装置。

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