特許
J-GLOBAL ID:200903048547129332

ポリエステル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-262403
公開番号(公開出願番号):特開平5-001133
出願日: 1991年10月09日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【構成】ポリエステルを構成する繰り返し単位において、酸成分として芳香族ジカルボン酸残基50〜95モル%および組成比の限定された二量体化脂肪酸からなる残基5〜50モル%ならびにグリコール成分として1,4-ブタンジオール残基40〜90モル%および1,4-ブタンジオール以外の炭素数10以下のグリコール残基10〜60モル%から構成されているポリエステルであって、かつ該ポリエステルの溶融粘度が250°Cで2500poise未満であるポリエステル。【効果】優れた柔軟性、透明性、耐熱性、結晶性、製膜等の成形性を有するポリエステルを得ることができ、それより柔軟性、透明性、耐熱性が良好で、経時による特性変化の小さな繊維、フィルム、シートおよびその他の成形品が得ることができる。特に、本発明のポリエステルは、柔軟性、透明性に優れたフィルム、シートおよびその他の成形品の成形に適した結晶化速度を有している。
請求項(抜粋):
ポリエステルを構成する繰り返し単位において、酸成分として芳香族ジカルボン酸残基50〜95モル%および二量体化脂肪酸からなる残基5〜50モル%ならびにグリコール成分として1,4-ブタンジオール残基40〜90モル%および1,4-ブタンジオール以外の炭素数10以下のグリコール残基10〜60モル%から構成されているポリエステルであって、かつ二量体化脂肪酸に含まれる(i) 単量体、(ii)二量体および(iii) 三量体の比率がそれぞれ(i) :3%以下(ii) :95%以上(iii) :3%以下であり、かつ該ポリエステルの溶融粘度が250°Cで2500poise未満であることを特徴とするポリエステル。

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