特許
J-GLOBAL ID:200903048558215842

フィンチューブ型熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-009239
公開番号(公開出願番号):特開平7-049191
出願日: 1987年01月23日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 伝熱管間及び隣接する板状フィン間で気流の速度を均一化し、切り起こしによる乱流促進及び境界層前縁効果を増大させ、大幅に熱伝達率を向上させた高性能フィンチューブ型熱交換器を提供する。【構成】 切り起こしの数は、上下の伝熱管13の中心を通る中心想像線を中心に片側3列以上で、且つそのうちの1列を2個以上の切り起こしとし、中心想像線を基準とした外側列の切り起こしの数はそのすぐ内側列の切り起こしの数以上に増やすとともに、切り起こしと板状フィン11とを接合する脚部は板状フィン気流の流入側から中心想像線で囲まれる範囲においては、気流Bの方向に向いて略ハの字状に板状フィン11の前縁の法線方向と角度をなすとともに、板状フィン11の中心想像線から気流Bの風下側に向かっては、脚部を逆ハの字状に板状フィン11の前縁の法線方向と角度をなしている。
請求項(抜粋):
一定間隔で多数平行に並べられ、その間を気流が流動する板状フィンと、この板状フィンに直交して挿通された伝熱管とから構成され、前記板状フィンには、上下の伝熱管の間に気流に開口した切り起こしを、板状フィンの基盤を常に間にはさんで、板状フィンの表裏に交互に、気流の方向に多数列設け、隣接する板状フィンの切り起こしの向きは、板状フィンの基盤に対して同一方向に形成し、前記切り起こしの数は、上下の伝熱管の中心を通る中心想像線を中心に片側3列以上で、且つそのうちの1列を2個以上の切り起こしとし、前記中心想像線を基準とした外側列の切り起こしの数はそのすぐ内側列の切り起こしの数以上に増やすとともに、前記切り起こしと前記板状フィンとを接合する脚部は板状フィン気流の流入側から前記中心想像線で囲まれる範囲においては気流の方向に向いて略ハの字状に板状フィンの前縁の法線方向と角度をなすとともに、板状フィンの前記中心想像線から気流の風下側に向かっては、前記脚部を逆ハの字状に板状フィンの前縁の法線方向と角度をなしたことを特徴とするフィンチューブ型熱交換器。

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