特許
J-GLOBAL ID:200903048560790013

高流動性射出成形用ポリプロピレン樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-334979
公開番号(公開出願番号):特開平5-239149
出願日: 1984年03月19日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【構成】 立体規則性触媒を用いて重合を多段階で行い各段の重合を水素濃度を変えて行うか、或いはハロゲン化合物で処理して得たチタン化合物を固体触媒成分とする触媒を用いて重合するか、或いは重合の際に含酸素化合物を添加して重合することによって、メルトフローインデックス(MFI)が10以上であり、ゲルパーミェーションクロマトグラフィー(GPC)で測定して縦軸を溶出量で、横軸を分子量の自然対数で表わした分子量分布曲線のピーク位置を中心として高分子量域、低分子量域、中間領域にわけ、高分子量域をガウス分布で近似した時のMw/Mnが6.0以上である破断時の伸びの大きい高流動性ポリプロピレン樹脂を製造する方法。【効果】 本発明の製造方法で得られるポリプロピレン樹脂は射出成形用ポリプロピレンとして成形時の流動性に優れ、しかも得られた成形物の破断時の伸びが大きいという優れた特性を有するものであり、工業的に価値のあるものである。
請求項(抜粋):
立体規則性触媒を用いて重合を多段階で行い各段の重合を水素濃度を変えて行うか、或いはハロゲン化合物で処理して得たチタン化合物を固体触媒成分とする触媒を用いて重合するか、或いは重合の際に含酸素化合物を添加して重合することによって、メルトフローインデックス(MFI)が10以上であり、ゲルパーミェーションクロマトグラフィー(GPC)で測定して縦軸を溶出量で、横軸を分子量の自然対数で表わした分子量分布曲線のピーク位置を中心として高分子量域、低分子量域、中間領域にわけ、高分子量域をガウス分布で近似した時のMw/Mnが6.0以上である破断時の伸びの大きい高流動性ポリプロピレン樹脂を製造する方法。
IPC (2件):
C08F110/06 MJF ,  C08F 4/654 MFG
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-061278
  • 特開昭54-086587

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