特許
J-GLOBAL ID:200903048572614881

スウィング窓の開放固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-195007
公開番号(公開出願番号):特開平9-041768
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 スウィング窓に設けられたリンク機構のヒンジ部のフリクションが長期間の使用によっても劣化しにくいスウィング窓の開放固定装置を提供する。【解決手段】 固定窓枠1に対して回転可能な移動窓枠2を備え、固定窓枠1に軸支された第1のアームプレート10と、移動窓枠2に軸支された第2のアームプレート20との自由端が結合ピン4で結合されたスウィング窓の開放固定装置において、第1,第2のアームプレート10,20の間に摩擦板5を挟み、第2のアームプレート20の上面に摩擦板6をサブプレート30で挟んで取り付け、このサブプレート30は第2のアームプレート20に係止して連動させる。また、摩擦板6は結合ピン4に係止する。そして、摩擦板5aをワッシャ7を介して皿ばね8で付勢し、これらに結合ピン4を挿通して結合部Xを形成する。この結果、第1,第2のアームプレート10,20の間のフリクションが増大し、リンク機構9が長期間の使用でもフリクションが劣化しなくなる。
請求項(抜粋):
構造物に取り付けられる固定窓枠と、この固定窓枠を中心にして外側に回転する移動窓枠とを備えたスウィング窓を、開放状態で固定するための装置であって、前記固定窓枠の一部に基端が回動自在に取り付けられた第1のアームプレートと、前記移動枠の一部に基端が回動自在に取り付けられた第2のアームプレートと、前記第1と第2のアームプレートの自由端を回動自在に結合する結合ピンとを備えるスウィング窓の開放固定装置において、前記第1のアームプレートの自由端と前記第2のアームプレートの自由端との間に板状の摩擦部材を挟むと共に、前記第1のアームプレートの自由端或いは前記第2のアームプレートの自由端の少なくとも一方の自由端の露出面に別の板状の摩擦部材をワッシャで挟んで取り付け、このワッシャを付勢部材で付勢する状態で、前記第1,第2のアームプレート、板状の摩擦部材、ワッシャ、および付勢部材を前記結合ピンで挿通して結合部を形成し、更に前記ワッシャと第1のアームプレートは前記結合ピンに対して回転しないように嵌合したことを特徴とするスウィング窓の開放固定装置。

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