特許
J-GLOBAL ID:200903048575029190

スケールの排出手段を有する合成樹脂用の油化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-027412
公開番号(公開出願番号):特開平6-313173
出願日: 1992年01月17日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 合成樹脂の油化効率を高くする。簡単な構造で能率よくスケールを排出して連続運転を可能とする。【構成】 油化装置は、プラスチックを熱分解蒸気とする熱分解手段1を、加熱釜5と、この加熱釜5内の合成樹脂を攪拌する攪拌部材10と、加熱釜5を加熱する加熱炉6とで構成している。熱分解手段1は、排出筒30Aと、排出筒30Aの内部でスケールを強制的に排出する強制送出部材30Bとを備える排出手段30に連結している。排出手段30は、隙間閉塞部材30Cを備え、あるいは、ピストン30Dを備える。【効果】 熱分解手段1を閉塞状態として、スケールを連続的に排出できる。簡単な構造で能率よく油化でき、メンテナンスを簡素化できる。
請求項(抜粋):
下記の(a)から(i)の全ての構成を有するスケールの排出手段を有する合成樹脂用の油化装置。(a) 油化装置は、供給される合成樹脂を加熱することによって熱分解して熱分解蒸気とする熱分解手段(1)を備えている。(b) 熱分解手段(1)は、加熱釜(5)と、この加熱釜(5)内の合成樹脂を攪拌する攪拌部材(10)と、加熱釜(5)を加熱する加熱炉(6)とを備えている。(c) 熱分解手段(1)には、外部と遮断して合成樹脂を供給できる供給手段(2)を連結している。(d) 熱分解手段(1)は、スケールの排出手段(30)を連結している。(e) 排出手段(30)は、排出筒(30A)と、この排出筒(30A)の内部でスケールを強制的に排出する強制送出部材(30B)とを備えている。(f) 排出筒(30A)は、供給側を加熱釜(5)の内部に、排出側を加熱釜(5)の外部に延長している。(g) 排出筒(30A)は、加熱釜(5)の底面よりも上方に位置して配設される。(h) 排出筒(30A)の排出側には、排出されるスケールで閉塞する隙間閉塞部材(30C)を備えている。(i) 加熱釜(5)の底部に堆積するスケールは、攪拌部材(10)で攪拌されて排出筒(30A)の供給側に移送され、強制送出部材(30B)でもって排出されるように構成されている。
IPC (5件):
C10G 1/10 ,  B09B 3/00 302 ,  B29B 17/00 ,  C08J 11/12 ,  B29K105:26
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭50-146680
  • 特開昭58-092443
  • 特公平7-108979
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