特許
J-GLOBAL ID:200903048580188581

動力舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-327933
公開番号(公開出願番号):特開平7-179177
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 過大な回転トルクの作用時に操舵補助用のモータと舵取機構との連結を遮断する簡素な構成のトルクリミッタを、ウォームホィールの軸方向位置の変化による噛合状態の悪化を招くことなく実現する。【構成】 舵取機構への伝動軸となる出力軸2の中途に軸長方向の一側に向けて縮径するテーパ部27を設け、このテーパ部27の縮径側にねじ部26を連設する。ウォームホィール6の軸心部に形成されたテーパ状の嵌合孔を滑り板9を介してテーパ部27の外側に嵌め合わせ、ねじ部26に螺合するロックナット8の締め付けにより前記嵌合孔を滑り板9を介してテーパ部27に押し付け、ウォームホィール6を出力軸2に固定する。ウォームホィール6の外側のギヤ部6bに、操舵補助用のモータの出力側に直結されたウォーム7を噛合させ、通常時には、モータの回転力をウォーム7を介してウォームホィール6に伝達し、滑り板9での摩擦を介して出力軸2に伝達する。モータロックによる過大な回転トルクの作用時には、滑り板9での滑りにより出力軸2の遊転を許容する。
請求項(抜粋):
操舵補助用の電動モータの出力側に直結されたウォームと、該ウォームに噛合し、舵取機構に連なる出力軸に同軸的に取り付けられたウォームホィールとを備え、舵輪に加わる操舵トルクの検出結果に基づいて駆動される前記電動モータの回転力を、前記ウォームと前記ウォームホィールとによる減速を経て前記出力軸に伝えるようにした電動式の動力舵取装置において、前記出力軸の外周に、軸長方向一側に向けて縮径するテーパ部と、該テーパ部の縮径側に連設されたねじ部とを、また前記ウォームホィールの軸心部に、前記テーパ部に整合するテーパ状の嵌合孔を夫々具備し、前記ウォームホィールは、前記嵌合孔を介して前記テーパ部に外嵌され、前記ねじ部に螺合するロックナットの締め付けによる拡径側への押圧を、前記嵌合孔と前記テーパ部との嵌合面により支えて取り付けてあることを特徴とする動力舵取装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-164671
  • 特開平1-223070
  • 特開昭58-177360

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