特許
J-GLOBAL ID:200903048604981644

適応等化方法および適応等化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-240704
公開番号(公開出願番号):特開2000-068899
出願日: 1998年08月26日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 遅延検波方式に適用可能な適応等化器において、同期検波および絶対振幅の検出を必要とせず、また特別なトレーニング信号を用いずに高精度の等化処理を行う適応等化方法および適応等化器を実現する。【解決手段】 等化器の1つのタップについて、一定量離れた第1のタップ係数および第2のタップ係数(>第1のタップ係数)の2つの値を用いて各等化器出力を求め、第1,2のタップ係数に対する第1,2の歪み量を検出し、第1の歪み量および第2の歪み量の各絶対値またはそのh乗の値の大きさを比較し、第1の歪み量が第2の歪み量より大きい場合は正方向に、逆に第1の歪み量が第2の歪み量より小さい場合は負方向に逐次タップ係数を更新し、第1の歪み量と第2の歪み量が平衡したときの第1のタップ係数と第2のタップ係数の中点の値を最適タップ係数とし、これらの制御を各タップごとに行う。
請求項(抜粋):
伝搬路および受信機で受けたディジタル変調波の波形歪みを補償する波形等化器の適応等化方法において、等化器の1つのタップについて、一定量離れた第1のタップ係数および第2のタップ係数(第1のタップ係数<第2のタップ係数)の2つの値を用いてそれぞれの等化器出力を求め、前記第1のタップ係数に対する第1の歪み量(等化器出力の期待値からのずれの量)および前記第2のタップ係数に対する第2の歪み量を検出し、前記第1の歪み量および前記第2の歪み量の各絶対値またはそのh乗の値(hは正の整数)の大きさを比較し、前記第1の歪み量が前記第2の歪み量より大きい場合は正方向に、逆に前記第1の歪み量が前記第2の歪み量より小さい場合は負方向に逐次タップ係数を更新し、前記第1の歪み量と前記第2の歪み量が平衡したときの前記第1のタップ係数と前記第2のタップ係数の中点の値を最適タップ係数とし、これらの制御を各タップごとに行うことを特徴とする適応等化方法。
IPC (3件):
H04B 3/06 ,  H04L 27/01 ,  H04L 27/22
FI (3件):
H04B 3/06 E ,  H04L 27/00 K ,  H04L 27/22 Z
Fターム (17件):
5K004AA05 ,  5K004FH01 ,  5K004FH03 ,  5K004FH04 ,  5K004FJ17 ,  5K046BA01 ,  5K046EE02 ,  5K046EE06 ,  5K046EE19 ,  5K046EE32 ,  5K046EE37 ,  5K046EE41 ,  5K046EE51 ,  5K046EF13 ,  5K046EF18 ,  5K046EF21 ,  5K046PP09

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