特許
J-GLOBAL ID:200903048605235946

ディジタル情報保護装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-130577
公開番号(公開出願番号):特開平7-334080
出願日: 1994年06月13日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 情報の不正使用を防止でき、情報の利用端末が限定されないディジタル情報保護装置及びその方法を提供する。【構成】 ディジタル情報本体を暗号化して端末装置2に蓄積しておき、利用時に、正規利用者に事前に渡してあるカード1を用いて簡易な操作でカード1から復号鍵を端末装置2に送り情報本体を復号して利用できる装置であり、カード1から復号鍵を端末装置2に渡す時に、カード1で生成した乱数と共に復号鍵を秘密関数で演算して渡すことにより、同一復号鍵でも利用の度に常に異なる情報がカード1から端末装置2に送信され、カード1と端末装置2の間の通信情報をモニタしても容易には復号鍵の値は得られない安全な通信方法を提供でき、ディジタル情報の不正使用を防止することができる。
請求項(抜粋):
音声、音楽、映像、文字の少なくとも一つからなる暗号化されたディジタル情報が蓄積された端末装置と該端末装置に接続可能なカードとを備え、カード内の鍵により前記ディジタル情報を復号して利用し、前記ディジタル情報を不正使用から保護するディジタル情報保護装置であって、前記カードは、前記暗号化されたディジタル情報を復号する復号鍵を蓄積する復号鍵蓄積手段と、乱数を自動生成する乱数生成手段と、前記端末装置とカードのみが知っている秘密関数により前記乱数及び復号鍵をパラメータとして演算する秘密関数演算手段と、前記端末装置との情報の入出力を制御する入出力制御手段とを備え、前記端末装置は、前記秘密関数により演算された値を逆演算することにより前記乱数及び復号鍵を出力する秘密関数逆算手段と、暗号化されたディジタル情報を蓄積する情報蓄積手段と、前記情報蓄積手段内のディジタル情報を前記秘密関数逆算手段により得られた復号鍵を用いて復号する情報復号手段と、該情報復号手段によって復号されたディジタル情報を利用できるメディア情報に変換出力する情報出力手段と、少なくとも前記秘密関数逆算手段、情報復号手段、情報出力手段を機密保護する機密保護手段と、前記カードとの情報の入出力を制御するカード入出力制御手段とを備えることを特徴とするディジタル情報保護装置。
IPC (5件):
G09C 1/00 ,  G06F 12/14 320 ,  G06K 17/00 ,  H04L 9/06 ,  H04L 9/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-218061
  • 特開平1-100586

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