特許
J-GLOBAL ID:200903048610494194

漏電ブレーカの漏電検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-190966
公開番号(公開出願番号):特開平6-036670
出願日: 1992年07月17日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】CRスナバ回路のコンデンサの耐圧保護が図れる漏電ブレーカの漏電検出装置を提供するにある。【構成】交流電路に重畳する外来サージの電圧極性が、CRスナバ回路3から見て正負どちらであっても、並列に接続しているサージアブソーバ素子Z2 、Z3 は電圧抑制を行なう。この電圧抑制によりコンデンサC2 、C3 に印加される電圧は低減され、コンデンサC2 、C3 の耐圧破壊が防止される。サイリスタSCR1 、SCR2 の直列回路に印加される電圧も抑制されるため、サイリスタSCR1 、SCR2 は誤動作しない。また漏電検出時におけるサイリスタSCR1のゲート信号はCRスナバ回路3のコンデンサC2 、C3 による分圧電圧によって得られるため、特別なゲート回路を必要としない。
請求項(抜粋):
主回路に流れる不平衡電流を検出する零相変流器の検出出力が所定レベルに達すると制御出力を発生する漏電制御部を備え、ブレーカの遮断機構を駆動する電磁駆動部の引き外しコイルを上記漏電制御部の制御出力によりオン駆動されるスイッチ要素を介して交流電路に接続した漏電ブレーカの漏電検出装置において、上記漏電制御部の電源部を上記引き外しコイルを介して交流電路に接続するとともに、直列接続された二つのコンデンサ及び抵抗から構成されるCRスナバ回路とサージアブソーバ素子とを上記電源部の入力側に夫々並列に接続し、上記スイッチ要素を直列接続した2つのサイリスタで構成してアノードを引き外しコイルに接続する第1のサイリスタのゲート信号を上記CRスナバ回路の二つのコンデンサの接続点から得、カソードを交流電路側に接続する第2のサイリスタのゲート信号を上記漏電制御部の制御出力で得ることを特徴とする漏電ブレーカの漏電検出装置。
IPC (3件):
H01H 83/02 ,  G01R 31/02 ,  H02H 9/04

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