特許
J-GLOBAL ID:200903048624044884

成形後の面形状性が良好で優れた耐デント性を有する深絞り用高強度冷延鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-093285
公開番号(公開出願番号):特開平5-112845
出願日: 1991年03月30日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、成形後の面形状性が良好で優れた耐デント性を有する深絞り用高強度冷延鋼板を提供する。【構成】 極低炭素鋼をベースに、固溶体強化元素を添加して強度を上昇するにあたり、従来から多用されているP,Si量を減少し、Mn,Crを積極的に添加する。これにより、降伏強度の増加を抑え加工硬化を著しくし、塗装焼付性も付与できるので、成形後の面形状性と耐デント性を両立した高強度冷延鋼板を得る。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.0005〜0.01%、P:0.09%未満を含有し、Mn:0.5〜3.0%、Cr:0.2〜3.0%のうちの1種または2種、さらに、Ti:0.005〜0.10%およびNb:0.005〜0.10%のうちの1種または2種を含む組成からなる鋼であって降伏強度(YP)が15〜25kgf/mm2 、降伏比(YR=YP/TS,TS:引張強度)が0.55以下、プレス成形時の降伏点伸び(YP-El)が0.2%以下で、加工硬化量(WH)が4kgf/mm2 以上で、塗装焼付時の焼付硬化量(BH)が2〜5kgf/mm2 で、かつWH+BHが6kgf/mm2 以上、平均r値が1.5以上、T.Elが35%以上、延性-脆性遷移温度が-50°C以下の優れた2次加工性を有することを特徴とする成形後の面形状性が良好で優れた耐デント性を有する深絞り用高強度冷延鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/04 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/28
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特公平3-002224
  • 特開昭61-276931
  • 特開昭63-190141
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