特許
J-GLOBAL ID:200903048624921869

多重無線送受信装置の構成方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂坂 和雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-316295
公開番号(公開出願番号):特開平9-162770
出願日: 1995年12月05日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】本発明は多重無線送受信装置の構成方式に関し,鉄塔等の高所にアンテナが設けられている多重無線送受信装置の雑音指数を低減し,故障による回線断を防止すると共に給電線を少なくすることを目的とする。【解決手段】高所に設けた送受信用のアンテナと送受信波を送信波と受信波に方向性を与える第1の送受共用器とを接続し,その受信端子からの信号を通常は信号を通過させ制御信号により入力信号を全反射するよう切替え制御される第1の全反射部を介して低雑音増幅器に接続し,低雑音増幅器の出力を第2の全反射部を介して第2の送受共用器の受信側の端子に接続し,第2の送受共用器の送信端子と前記第1の送信端子の間を接続するバイパス回路を設ける構成をアンテナ近傍に設ける。第2の送受共用器と地上の通信室に設けた第3の送受共用器の間を給電線で接続し,前記第3の送受共用器に受信機及び送信機を接続するよう構成する。
請求項(抜粋):
多重無線送受信装置の構成方式において,高所に設けた送受信用のアンテナと,前記アンテナと送受信波を送信波と受信波に方向性を与える第1の送受共用器とを接続し,前記第1の送受共用器の受信端子からの信号を通常は信号を通過させ制御信号により入力信号を全反射するよう切替え制御される第1の全反射部を介して低雑音増幅器に接続し,低雑音増幅器の出力を前記第1の全反射部と同様の機能を有する第2の全反射部を介して第2の送受共用器の受信側の端子に接続し,前記第2の送受共用器の送信端子と前記第1の送信端子の間を接続するバイパス回路を設ける構成をアンテナ近傍に設け,前記第2の送受共用器と地上の通信室に設けた第3の送受共用器の間を給電線で接続し,前記第3の送受共用器に受信機及び送信機を接続し,前記低雑音増幅器の故障時に前記第1と第2の全反射部を全反射の状態にすることにより,前記バイパス回路を介して送受信波を通すことを特徴とする多重無線送受信装置の構成方式。

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