特許
J-GLOBAL ID:200903048626320528

スペクトル拡散信号処理回路および拡散信号の同期化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282804
公開番号(公開出願番号):特開平9-130297
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】能動相関を用いたPN符号の位相同期回路に同期検出手段とPN符号切替え制御手段を付加し、同期捕捉の高速化を実現する。【解決手段】電圧制御発振器23と、PN符号pn1,pn2,pn3 の疑似乱数符号パターンa1を生成する拡散符号発生器3と、受信したスペクトル拡散信号DSS とPN符号pn1,pn2,pn3 との相関を演算する相関器11,12,13と、相関器12,13 の出力差を演算する減算器21と、この減算器21の出力を入力とし電圧制御発振器23に制御電圧を出力するループフィルタ22と、を備えてなるスペクトル拡散信号処理回路において、相関器11〜13の相関器出力d1〜d3を入力し,何れの相関器が最初にピーク値を出力したかを検出することにより同期を検出する同期検出手段4と、この同期検出手段4の出力によりPN符号 pn1〜pn3 を同期検出した基準位相とその両隣の位相のPN符号に切替え・制御する切替え制御手段5と、を備える。
請求項(抜粋):
電圧制御発振器と、この電圧制御発振器の出力によって生成され,少なくとも、第1,第2,第3の疑似乱数符号の疑似乱数符号パターンを生成する拡散符号発生器と、受信したスペクトル拡散信号と第2疑似乱数符号との相関を演算する第2相関器と、受信したスペクトル拡散信号と第3疑似乱数符号との相関を演算する第3相関器と、第2相関器と第3相関器との出力差を演算する減算器と、この減算器の出力を入力とし前記電圧制御発振器に制御電圧を出力するループフィルタと、からなる位相同期回路と、少なくとも、前記受信したスペクトル拡散信号と前記第1疑似乱数符号との相関を演算する第1相関器と、この第1相関器により受信したスペクトル拡散信号を復調する情報復調器と、を備えてなるスペクトル拡散信号処理回路において、第1,第2,第3の相関器を含む複数の相関器出力を入力し,何れの相関器が最初にピーク値を出力したかを検出することにより同期を検出する同期検出手段と、この同期検出手段の出力により前記第1,第2,第3の相関器に入力される疑似乱数符号を切替え・制御する切替え制御手段と、を備える、ことを特徴とするスペクトル拡散信号処理回路。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C

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