特許
J-GLOBAL ID:200903048626323047

超音波モータの駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-101352
公開番号(公開出願番号):特開平6-315283
出願日: 1993年04月27日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 温度変化によって共振周波数が変動しても最適周波数を追従できるとともに、急激な負荷変動による停止や過大電流を防止することができる超音波モータの駆動回路を提供する。【構成】 超音波モータ4の駆動回路において、発振回路1と、超音波モータ4の近傍に設けられた温度センサ5と、温度に対応した駆動周波数の下限値を記憶したメモリ9と、検知温度および下限値に基づき発振回路1の発振周波数を制御する発振制御回路8と、これら駆動回路に流入する電流をモニターする電流検出器7と、流入電流のモータ反共振点よりも低い周波数領域での上限値と高い周波数領域での上限値を記憶したメモリ9とを備え、検出電流が低い周波数領域での上限値を越えた場合、交流電圧の周波数をさらに高周波側へシフトさせ、検出電流が高い周波数領域での上限値を越えた場合、交流電圧の周波数をさらに低周波側へシフトさせる。
請求項(抜粋):
電気-機械エネルギー変換素子に交流電圧を印加することにより発生する超音波振動により駆動力を発生させる超音波モータの駆動回路であって、上記交流電圧の周波数を設定するための発振手段と、上記超音波モータの近傍に設けられた温度検知手段と、上記超音波モータの、温度に対応した駆動周波数の下限値を記憶した第1記憶手段と、上記検知温度および下限値に基づき、発振手段の発振周波数を制御する制御手段と、を具備しており、さらに、これら駆動回路に流入する電流をモニターする電流モニター手段と、上記流入電流の、モータ反共振点よりも低い周波数領域での上限値を記憶した第2記憶手段と、検出電流が上記上限値を越えた場合、上記交流電圧の周波数をさらに高周波側へシフトさせる周波数シフト手段と、を具備することを特徴とする超音波モータの駆動回路。

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