特許
J-GLOBAL ID:200903048628032627

衝突車両中において乗員を安全に拘束する方法と該方法を実施すべく構成されたシート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-530885
公開番号(公開出願番号):特表2000-506095
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】この発明は安全ベルトと車両シートの支持体である複管フレーム構造とを用いて衝突車両中において乗員の安全な拘束を行う方法に係るものである。衝突時には安全ベルトと複管フレーム構造との協働により乗員の運動エネルギーが拘束される。その際に中程度の負荷の場合には複管フレーム構造の上部が可撓的に動き、より大きな負荷の場合には可撓的な動きと同時に複管フレーム構造が永久変形し、弾性のリセットにより乗員がシートの背もたれの方に動かされる。この発明の装置においては、シート部分と背もたれ部分(B;A)とを具えたシートフレームが平行管フレームにより構成され、該フレームにおいては2個の管(1,2)がシート部分と背もたれ部分から乗員の胸の高さ位置(D)に至るまでは上下および前後に並設され、該位置より上方では管が捻じられており、少なくともシート部分(B)および背もたれ部分(A)の下部において、平行管(1,2)間には補強用の変形可能な形板(12)が剛性に介設されている。
請求項(抜粋):
安全ベルトと複管フレーム構造とを用いて、 衝突時には安全ベルトおよびこれと協働する可撓的で変形可能な複管フレーム構造により乗員の運動エネルギーが拘束され、 その際に中程度の負荷の場合には複管フレーム構造の上部が可撓的に動き、より大なる負荷の場合には可撓的な動きと同時に複管フレーム構造の永久変形が起き、永久変形段階においては複管フレーム構造の上部の弾性がリセットされて乗員をシートの背もたれに向けるべく両者が協働する ことを特徴とする衝突車両中において乗員を安全かつソフトに拘束する方法。
IPC (3件):
B60N 2/42 ,  A47C 7/44 ,  B60R 22/12
FI (3件):
B60N 2/42 ,  A47C 7/44 ,  B60R 22/12

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