特許
J-GLOBAL ID:200903048633900378

ディーゼル機関支援装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 景山 憲二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-065420
公開番号(公開出願番号):特開平9-226688
出願日: 1996年02月26日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 精度の良い診断により多数の船に搭載されたディーゼル機関の運転・保守を陸上から支援する。【解決手段】 船と陸上間でデータを送受信し、機関の異常状態と因果関係のある運転状態のうちの自動検出される第1運転状態の検出値と基準値との差及び因果関係の程度から分析コンピュータ3で異常状態の発生している可能性を計算し、CRT11でその異常状態に関連した第2運転状態(自動検出されない)を表示し、人がこれを調べてキーボード12からそれらの基準状態との差を入力することにより、分析コンピュータ3がこれを含めて再計算する。【効果】 関連した全ての運転状態を入れられるので、診断の信頼性が高い。センサ数や種類を削減でき、船の装備品が少なく、ディーゼル機関支援装置として経済的である。
請求項(抜粋):
第1運転状態及び第2運転状態から成るディーゼル機関の診断に関連した運転状態のうちの第1運転状態を自動的に検出するようにされたディーゼル機関であって船舶に搭載されたディーゼル機関の取扱いを支援するディーゼル機関支援装置において、前記船舶が複数隻ありそれぞれの船舶に搭載された船側送受信部と船側表現部と船側入力部と、陸上に設置された陸側送受信部と分析部と記憶部と陸側表現部と、を有し、前記船側送受信部は前記第1運転状態の検出値を陸側に送信すると共に陸側からの送信を受信し、前記陸側送受信部は前記船側からの送信を受信して出力すると共に入力した内容を船側へ送信し、前記記憶部は、前記第1運転状態の基準値と、前記ディーゼル機関の複数の異常状態のそれぞれと前記運転状態項目のそれぞれとの予め定められた因果関係の程度の相関とを保有し、前記分析部は、前記陸側送受信部の出力及び前記記憶部の基準値を入力してこれらを比較してその相違の程度を計算し、該相違の程度と前記記憶部から取り出した前記第1運転状態の前記因果関係の程度とから前記それぞれの異常状態毎に異常状態の程度を計算し、前記陸側表現部は、前記分析部で計算した異常状態のうちの少なくとも1つの特定異常状態と相関のある特定第2運転状態の項目を前記記憶部から取り出して表現でき、前記船側表現部は、前記陸側送受信部と前記船側送受信部とを介して前記特定第2運転状態を表現でき、前記船側入力部は、前記特定第2運転状態とその基準状態との相違の程度を入力でき、前記分析部は、更に、前記船側入力部の入力と前記記憶部から取り出した前記第2運転状態の因果関係の程度とによって前記特定異常状態の程度を再計算し、前記陸側表現部は、更に、前記再計算部の計算結果を表現できる、ことを特徴とするディーゼル機関支援装置。
IPC (4件):
B63H 21/22 ,  F02D 45/00 380 ,  G05B 23/02 ,  G05B 23/02 302
FI (4件):
B63H 21/22 ,  F02D 45/00 380 ,  G05B 23/02 X ,  G05B 23/02 302 V

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