特許
J-GLOBAL ID:200903048634137953

内燃機関のノッキング検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-158224
公開番号(公開出願番号):特開平11-002175
出願日: 1997年06月16日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 ノイズの発生の影響を受けることなく正確にノッキング状態の発生を検出すること。【解決手段】 内燃機関で点火火花の発生直後に点火プラグ12を介して燃焼室内を流れるイオン電流IION が演算増幅器20にて検出される。このイオン電流信号SIION が6KHzのBPF(Band Pass Filter)24側を通ってノック周波数帯域を含むBPF出力値、一方、6KHzのBEF(Band Elimination Filter )27側を通ってノック周波数帯域以外の全てを含むBEF出力値とされマイクロコンピュータ30に取込まれる。これにより、マイクロコンピュータ30ではBPF出力値とBEF出力値との比の判定に加えて、BPF出力値自身の大きさも考慮されるため、ノイズの発生の影響を受けることなく極めて正確に内燃機関におけるノッキング状態の発生が検出できる。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室に配設された点火プラグを用い、点火火花の発生直後に前記燃焼室内を流れるイオン電流を検出するイオン電流検出手段と、前記イオン電流検出手段で検出された前記イオン電流からノック周波数帯域の信号を抽出する第1の信号抽出手段と、前記イオン電流検出手段で検出された前記イオン電流からノック周波数帯域以外の全ての信号を抽出する第2の信号抽出手段と、前記第1の信号抽出手段で抽出された信号の大きさが所定値以上であり、かつ、その信号の大きさと前記第2の信号抽出手段で抽出された信号の大きさとの比が所定値以上であるとき、ノッキング状態が発生していると判定するノック判定手段とを具備することを特徴とする内燃機関のノッキング検出装置。
IPC (4件):
F02P 17/12 ,  F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 ,  G01M 15/00
FI (4件):
F02P 17/00 R ,  F02D 45/00 368 B ,  F02D 45/00 368 Z ,  G01M 15/00 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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