特許
J-GLOBAL ID:200903048637455980

錫めっき鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 憲一郎 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-284872
公開番号(公開出願番号):特開2007-239091
出願日: 2006年10月19日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】表層の錫酸化膜の成長に由来する性能劣化の抑制。【解決手段】少なくとも片面に錫を含むめっき層を有し、めっき層上にPと錫を含む化成処理皮膜を有している鋼板。化成処理皮膜付着量は片面あたりP換算で1.0〜50mg/m2以上。X線光電子分光法で表面から測定した化成処理皮膜のP2pピークとSn3dピークの強度から求めたSnとPの原子比率Sn/Pは1.0〜1.5であり、P2pピークとO1sピークの強度から求めたOとPの原子比率O/Pは4.0〜9.0である。さらに、化成処理皮膜の赤外吸収スペクトルにおけるPO結合の反射吸収強度(IPO)と、OH結合の反射吸収強度(IOH)の比IOH/IPOは0.18〜0.30である。なお、2価ないし4価錫イオンとりん酸イオンを含有する化成処理液中で鋼板を浸漬処理または陰極電解処理し、60〜200°Cに加熱することで、前記化成処理被膜がめっき層上に形成される。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
鋼板の少なくとも片面に錫を含むめっき層を有し、該めっき層上にPと錫を含む化成処理皮膜を有し、該化成処理皮膜の付着量が片面あたりP換算で1.0〜50mg/m2であり、X線光電子分光法で表面から測定した前記化成処理皮膜のP2pピークとSn3dピークの強度から求めたSnとPの原子比率Sn/Pが1.0〜1.5であり、かつ、P2pピークとO1sピークの強度から求めたOとPの原子比率O/Pが4.0〜9.0であることを特徴とする錫めっき鋼板。
IPC (3件):
C25D 11/36 ,  C23C 28/00 ,  C23C 22/08
FI (3件):
C25D11/36 D ,  C23C28/00 C ,  C23C22/08
Fターム (25件):
4K026AA02 ,  4K026AA10 ,  4K026AA12 ,  4K026AA22 ,  4K026BA03 ,  4K026BB06 ,  4K026BB08 ,  4K026CA16 ,  4K026CA18 ,  4K026CA24 ,  4K026CA26 ,  4K026DA10 ,  4K026DA11 ,  4K026DA16 ,  4K044AA02 ,  4K044AB02 ,  4K044BA10 ,  4K044BA17 ,  4K044BB03 ,  4K044BC02 ,  4K044BC06 ,  4K044CA16 ,  4K044CA17 ,  4K044CA18 ,  4K044CA62
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公昭55-24516公報
  • 特公平1-32308号公報
  • 特公昭58-41352号公報
審査官引用 (2件)

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