特許
J-GLOBAL ID:200903048641274770

車両用自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-254119
公開番号(公開出願番号):特開平6-074324
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 長時間停止した後におけるエンジンの始動に際して、エンジンの回転速度の大幅な上昇やエンジン打音を発生させない車両用自動変速機の油圧制御装置を提供する。【構成】 エンジン10の停止状態が所定時間以上停止していると判定された場合には、ライン圧調圧弁70による調圧値が所定期間上昇させられるので、油圧ポンプ30の駆動負荷が大きくされる。したがって、エンジン10が長時間停止した後において潤滑油ポンプ18の回転駆動負荷が大幅に小さくなっているエンジンの始動に際しては、油圧ポンプ30の駆動負荷が大きくされてエンジン10の回転速度が大幅に上昇することが抑制されるので、運転者に違和感を与えることが防止されるとともに、エンジンの軸受部分などから発生する打音が抑制される。
請求項(抜粋):
潤滑油ポンプを有するエンジンにより回転駆動される油圧ポンプと、該油圧ポンプから出力される油圧を所定の圧力に調圧する調圧弁とを備え、該所定の圧力に調圧された油圧により変速比を自動的に切り換える形式の車両用自動変速機の油圧制御装置であって、前記エンジンが所定時間以上停止しているか否かを判定するエンジン停止状態判定手段と、前記エンジンの始動を検出するエンジン始動検出手段と、該エンジン始動検出手段によりエンジンの始動が検出されたとき、前記エンジン停止状態判定手段により前記エンジンの停止状態が所定時間以上停止していると判定された場合には、前記調圧弁による調圧値を所定期間上昇させる調圧値制御手段と、を含むことを特徴とする車両用自動変速機の油圧制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 59/74

前のページに戻る