特許

J-GLOBAL ID：200903048667710837

車両用電気回路保護装置

発明者： 玉井 康弘
出願人/特許権者： 矢崎総業株式会社
代理人 (1件)： 三好 秀和 (外8名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-042329
公開番号（公開出願番号）：特開平11-240395
出願日： 1998年02月24日
公開日（公表日）： 1999年09月07日
要約：

【要約】【課題】 各負荷に突入電流が流れても、また各負荷や各電線の温度が高いときでも、ワイヤーハーネスを構成する各電線が短絡しているとき、これを確実に検出して、各負荷に対する給電を中止し、ワイヤーハーネスの過熱を確実に防止でき、安全性を飛躍的に高める。【解決手段】 メモリ回路2に各負荷8の電気特性データ、各負荷8の稼動状況履歴データを登録しておき、各負荷8に駆動電流を供給するとき、CPU回路3、ドライバ回路6によって、メモリ回路2に登録されている各負荷8の電気特性データ、各負荷8の稼動状況履歴データなどを使用し、車両が存在するエリアの外気温度、車両の速度、負荷可動状況などを加味したインテリジェントな短絡判定を行なう。

請求項（抜粋）：

車両に設けられた電気回路に何らかの異常が発生したときにこれを検知し、前記電気回路に対する給電を中止して保護する車両用電気回路保護装置において、前記電気回路を構成する各構成要素の電気的な特性データが登録される記憶部と、前記各構成要素の稼動状況を示す稼動履歴データ、前記各構成要素に対する外部要因データ、前記記憶部に登録されている前記各構成要素の電気的な特性データのうち、少なくとも2つ以上のデータを考慮して前記各構成要素の稼動状況が正常かどうかを判定する稼動状況判定部と、この稼動状況判定部によって前記各構成要素のいずれかが異常になっていると判定されたとき、異常と判定された構成要素に対する給電を中止する給電制御部と、を備えたことを特徴とする車両用電気回路保護装置。

IPC (4件)：

B60R 16/02 650 ,  B60R 16/02 645 ,  B60R 16/02 660 ,  H02H 3/093

FI (4件)：

B60R 16/02 650 R ,  B60R 16/02 645 Z ,  B60R 16/02 660 B ,  H02H 3/093