特許
J-GLOBAL ID:200903048669303309

映像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-081525
公開番号(公開出願番号):特開平7-240927
出願日: 1994年04月20日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 全探索法を用いた場合と比較して回路規模を削減することができ、かつ全探索法に近い画質を有することを可能とする映像符号化装置を提供する。【構成】 102は探索情報算出器で、動きベクトルメモリ101に格納されている動きベクトル値から1個の候補ベクトルを算出する。103は高精度演算器で、候補ベクトルにより予測されるブロックを含み参照フレーム上の探索領域より小さい第2の探索領域を設定し、1画素以下の精度で候補ベクトルを設定して、その候補ベクトルごとに予測誤差値を算出する。104は低精度演算器で、参照フレーム上の第1の探索領域内を2画素以上の精度で候補ベクトルを設定し、その候補ベクトルごとに予測誤差値を算出する。105は予測誤差値比較器で、高精度演算器103および低精度演算器104により算出された予測誤差値とを比較することにより、符号化ブロックの動きベクトル値を決定する。
請求項(抜粋):
動きベクトルの検出を行うためのあらかじめ設定された参照フレーム上の探索領域を第1の探索領域としたとき、動きベクトルが検出された符号化ブロックの動きベクトル値を格納する動きベクトルメモリと、前記動きベクトルメモリに格納されている動きベクトル値から所定の演算式により1個の候補ベクトルを算出する候補ベクトル算出器と、前記候補ベクトルにより予測されるブロックを含み参照フレーム上の探索領域より小さい第2の探索領域を設定し、前記第2の探索領域内を1画素以下の精度で候補ベクトルを設定してその候補ベクトルごとに予測誤差値を算出する高精度演算器と、参照フレーム上の前記第1の探索領域内を2画素以上の精度で候補ベクトルを設定してその候補ベクトルごとに予測誤差値を算出する低精度演算器と、前記高精度演算器により算出された予測誤差値と前記低精度演算器により算出された予測誤差値とを比較することにより符号化ブロックの動きベクトル値を決定する予測誤差値比較器を備えたことを特徴とする映像符号化装置。
IPC (3件):
H04N 7/32 ,  G06T 9/00 ,  H03M 7/30
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  G06F 15/66 330 D

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