特許
J-GLOBAL ID:200903048676972410

アンモニア吸収式ヒートポンプシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-206661
公開番号(公開出願番号):特開平8-068569
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、アンモニア吸収式ヒートポンプシステムにおけるアンモニア漏洩検知手段に関するもので、室外機内に漏洩したアンモニアガス雰囲気中の誘電率変化を検出、認識する漏洩検知センサーを提供することを目的とする。【構成】 アンモニアが室外機21内に漏洩した場合、冷媒回路内の圧力が変動し、これが圧力センサー22を介してアンモニア漏洩検知回路26で認識されるとともに、一方溶液ポンプ10にかかる負荷も前記アンモニア漏洩時の圧力変化に対応して変化し、これが電流検知器25を介して電流変化としてアンモニア漏洩検知回路26で認識されるように作用する。特に運転時のアンモニア漏洩の異常事態には両方式の検知器で認識でき、また停止中でのアンモニア漏洩に対しては圧力センサー22の作動によっても認識できる。
請求項(抜粋):
バーナファン、バーナ部と、この燃焼ガスの加熱によって濃溶液のアンモニア水溶液から高温の水溶ガスに再生される再生器と、前記アンモニア水溶ガスを高濃度のアンモニアガスと希溶液のアンモニア水溶液に分離する精溜器と、前記高濃度のアンモニアが凝縮液化される凝縮器と、これよりさらに膨脹弁を経て、再蒸発を受ける蒸発器と、前記希溶液のアンモニア水溶液を取り込み、前記蒸発器で蒸発されたアンモニアガスを吸収し濃溶液のアンモニア水溶液に再生する吸収器と、ここで濃溶液のアンモニア水溶液を前記再生器へ送り込む溶液ポンプと、前記濃溶液アンモニア水溶液と前記希溶液のアンモニア水溶液間を熱交換機能を持たせた溶液熱交換器から前記再生器へ配管で接続して成る冷媒回路と、前記蒸発器の二次冷水回路から第1四方弁を経て室内熱交換器と連通させるストップバルブ1、前記室内熱交換器から帰順して次ぎへ接続するストップバルブ2、そして第1水循環ポンプ、第2四方弁、前記蒸発器二次冷水回路とを順に水配管で接続して形成された冷房回路と、前記凝縮器の二次冷却水回路から前記第1四方弁、第2送風ファンを有する室外熱交換器、第2水循環ポンプ、第2四方弁、前記吸収器の二次冷却水回路、前記凝縮器の二次冷却水回路とを順に水配管で接続して形成された放熱回路とから構成されたアンモニア吸収式ヒートポンプの室外機を備え、前記室外機内に漏洩したアンモニアガスを検知して漏洩拡散を抑制する漏洩拡散抑制手段を制御するアンモニア漏洩検知手段から構成されたアンモニア吸収式ヒートポンプシステム。
IPC (3件):
F25B 15/00 ,  F25B 15/04 ,  F25B 49/02 520
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • アンモニア吸収式チラー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-040613   出願人:株式会社桂精機製作所
  • 特開平3-144266
  • 特開昭54-059194
全件表示

前のページに戻る