特許
J-GLOBAL ID:200903048685407777

FET整流回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-211600
公開番号(公開出願番号):特開平9-056155
出願日: 1995年08月21日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】従来のFET整流回路は、入力電圧の範囲を広くしたり、負荷に流れる電流が変化すると回路の駆動損失が増加する。【解決手段】第1の制御回路14は、平滑コイル8の巻き線9の電圧を整流および平滑させ電源電圧として入力し、トランス1の補助巻線5の電圧を制御電圧として入力し、この制御電圧の逆電圧をクランプしてコンプリメイタリ接続したトランジスタに入力し第1の制御信号を出力する。整流用FET10は、この信号によりトランジスタ2のオンのときにオン状態となり整流動作を行う。第2の制御回路15は、平滑コイル8の巻き線7の電圧を整流および平滑させ電源電圧として入力し、平滑コイル8の巻き線6の電圧を制御電圧として入力し、第2の制御信号を出力する。整流用FET11は、この信号によりトランジスタ2のオンのときにオフ状態となり、転流動作を行う。
請求項(抜粋):
1次側に1次巻線を有し2次側に2次巻線と補助巻線とを有するトランスと、前記トランスの1次側に印加した入力電圧をスイッチングするスイッチング素子と、前記トランスの2次側に設置されこのトランスの正起電力によりオン動作する絶縁ゲート型電界効果トランジスタを使用した整流用素子と、前記整流用素子と出力電圧を出力する第1の出力端子との間に接続した平滑コイルと、前記トランスの2次側に設置され前記スイッチング素子がオフのときに前記平滑コイルに発生する逆起電力によりオン動作する絶縁ゲート型電界効果トランジスタを使用した転流用素子と、前記平滑コイルに並列に巻いた第1の巻線の両端の電圧を整流および平滑して出力する第1の電源回路と、前記第1の電源回路の出力電圧を電源電圧とし前記トランスの2次側に巻かれた補助巻線の両端の電圧を制御電圧としそれぞれ入力し前記整流用素子を制御するための第1の制御信号を出力する第1の制御回路と、前記平滑コイルに並列に追加して巻いた第2の巻線の両端の電圧を整流および平滑して出力する第2の電源回路と、前記第2の電源回路の出力電圧を電源電圧とし前記平滑コイルに並列にさらに追加して巻いた第3の巻線の両端の電圧を制御電圧として前記転流用素子を制御するための第2の制御信号を出力する第2の制御回路と、前記出力電圧を出力する前記第1の出力端子と第2の出力端子との間に接続され前記出力電圧を平滑する平滑コンデンサと、を備えたことを特徴とするFET整流回路。
IPC (2件):
H02M 3/28 ,  H02M 7/21
FI (2件):
H02M 3/28 F ,  H02M 7/21 A

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