特許

J-GLOBAL ID：200903048689354449

立体規則性オレフィン重合用均質触媒

発明者： トービン、ジェー、マークス ,  山本 喜博 ,  ローレント、ブラード ,  マイケル、ジャーデーロ
出願人/特許権者： ノースウェスタン、ユニバーシティ
代理人 (1件)： 木村 高久
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-028240
公開番号（公開出願番号）：特開平6-287215
出願日： 1994年02月25日
公開日（公表日）： 1994年10月11日
要約：

【要約】【目的】α-オレフィンの効率的な重合を行い、立体規則性のポリマーを生成する改良された触媒を提供する。【構成】(C5 R’4-X R* X )A(C5 R”4-Y R'"Y )MQP の構造を有するオレフィン重合用のカイラル有機ジルコニウム錯体の合成及びその前触媒としての使用が開示される、但しxとyはシクロペンタジエニル環上の非置換位置の数を表し;R’、R”、R'"及びR* は炭素原子数1-30の置換及び非置換アルキル基を表し、R* はキラル配位子であり;Aは周期律表のIIIb、 IVb、VbまたはVIb族の元素を含むフラグメント;Mは周期律表のIIIaまたはIVa 族の金属;及びQは3≧p≧oのヒドロカルビル基またはハロゲン基である。当該錯体は、二塩化物のアルキレート化によって調製し得る。メチルアルモキサンまたはトリアリールボランの補助触媒の存在下で、これらの錯体はオレフィン重合に対して反応性の高い「陽イオン様」種を形成する。ルイス酸補助触媒、プロピレン、その他と組み合わせることで、α-オレフィンの重合を非常に高い効率及びアイソスペシフィック性で行える。

請求項（抜粋）：

α-オレフィンの重合及び共重合で使われる触媒であって、下記の式で表される組成を有する触媒:(C5 R’4-X R* X )A(C5 R”4-Y R'"Y )MQP但しxとyはシクロペンタジエニル環上の非置換位置の数を表し;R’、R”、R'"及びR* は炭素原子数1-30の置換及び非置換アルキル基または水素を表し、R* はキラル置換基を有しており;Aは周期律表のIIIb、 IVb 、Vb またはVIb族の元素を含むフラグメント;Mは周期律表のIIIa、 IVa またはVa 族の金属;及びQは3≧p≧oのヒドロカルビル基、アリール基またはハロゲン基である。

IPC (3件)：

C08F 4/656 MFG ,  B01J 31/00 ,  C08F 10/00