特許
J-GLOBAL ID:200903048693823950

ゴミ焼却複合発電設備の出力制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-109298
公開番号(公開出願番号):特開平11-303610
出願日: 1998年04月20日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 蒸気タービン発電機出力の変動をガスタービン発電機出力によって補い又、蒸気タービンバイパスで蒸気をバイパスすることにより、負荷指令に応じてトータルの出力を追従性よく安定して制御し得、且つ効率の向上を図り得るゴミ焼却複合発電設備の出力制御方法及び装置を提供する。【解決手段】 蒸気タービン6へ導入される蒸気圧力10を負荷指令に基づく設定値と一致させるよう制御すると共に、負荷指令に対し蒸気タービン発電機出力22が不足している場合には、その不足分をガスタービン発電機出力24で補充するように、ガスタービン3の燃料流量19を調整する一方、ガスタービン発電機出力24が最低負荷に等しい状態で、ガスタービン発電機出力24と蒸気タービン発電機出力22との総和が負荷指令を越えている場合には、蒸気の一部を蒸気タービン6下流側へ逃がし、トータルの発電機出力を負荷指令と一致させるよう制御する。
請求項(抜粋):
ゴミを燃焼させて蒸気を発生させるゴミ焼却ボイラと、ガスタービン発電機を駆動するガスタービンと、該ガスタービンの排ガスが導入され且つ前記ゴミ焼却ボイラで発生させた蒸気が更に過熱される排熱回収ボイラと、該排熱回収ボイラで更に過熱された蒸気が導入され且つ蒸気タービン発電機を駆動する蒸気タービンとを備えたゴミ焼却複合発電設備の出力制御方法であって、蒸気タービンへ導入される蒸気圧力を負荷指令に基づく蒸気圧力設定値と一致させるよう制御すると共に、負荷指令に対し蒸気タービン発電機出力が不足している場合には、その不足分をガスタービン発電機出力によって補充するように、ガスタービンの燃料流量を調整する一方、前記ガスタービン発電機出力が最低負荷に等しい状態で、該ガスタービン発電機出力と蒸気タービン発電機出力との総和が負荷指令を越えている場合には、蒸気タービンへ導入される蒸気の一部を蒸気タービン下流側へ逃がし、トータルの発電機出力を負荷指令と一致させるよう制御することを特徴とするゴミ焼却複合発電設備の出力制御方法。
IPC (4件):
F01K 23/10 ,  F01K 27/02 ,  F02C 9/28 ,  F23G 5/46 ZAB
FI (5件):
F01K 23/10 G ,  F01K 23/10 C ,  F01K 27/02 C ,  F02C 9/28 Z ,  F23G 5/46 ZAB Z

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