特許

J-GLOBAL ID：200903048697358976

磁力式搬送装置

発明者： 海藤 義衛
出願人/特許権者： 三菱マテリアル株式会社
代理人 (1件)： 志賀 正武 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-297158
公開番号（公開出願番号）：特開平9-142661
出願日： 1995年11月15日
公開日（公表日）： 1997年06月03日
要約：

【要約】【課題】 人手によらず、自動でワークをコンベア上に載せ変えることのできる磁力式搬送装置を提供する。【解決手段】 トレー上の磁性体材料製のワークの中からワークを持ち上げて搬送する磁力式搬送装置であって、昇降フレームと、昇降フレームをトレーの上方と搬送先との間で移動する移動機構と、昇降フレームに設けられた磁力吸着器と、磁力吸着器に隣接して昇降フレームに上下スライド自在に取り付けられた重りとからなる。磁力吸着器は、吸着面を下方に向けると共に、吸着ONの状態のときワークを吸着可能で、吸着OFFの状態のときワークの吸着を解除する。重りは、自重で垂れ下がった状態で下端が磁力吸着器の吸着面より所定寸法下方に位置するよう設定され、磁力吸着器でワークを吸着した状態で昇降フレームを上昇させたとき、隣接するワークを磁力吸着器が所定高さ上昇するまで自重で押え付ける役目を果たす。

請求項（抜粋）：

ワーク載せ台上に並べられた磁性体材料製のワークの中から所定個数のワークを持ち上げて搬送先に搬送する磁力式搬送装置であって、昇降機構によって昇降させられる昇降フレームと、昇降フレームをワーク載せ台の上方と搬送先との間で移動する移動機構と、昇降フレームに設けられ、吸着面を下方に向けると共に、吸着ONの状態のときワークを吸着可能で、吸着OFFの状態のときワークの吸着を解除する磁力吸着器と、磁力吸着器に隣接して前記昇降フレームに取り付けられ、所定寸法の範囲で昇降フレームに対し上下スライド自在とされ、自重で垂れ下がった状態で下端が前記磁力吸着器の吸着面より前記所定寸法下方に位置し、磁力吸着器でワークを吸着した状態で昇降フレームを上昇させたとき、隣接するワークを磁力吸着器が所定高さ上昇するまで自重で押え付ける重りとを備えたことを特徴とする磁力式搬送装置。