特許
J-GLOBAL ID:200903048698251881

磁気特性に優れる一方向性けい素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-162907
公開番号(公開出願番号):特開平10-008134
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 Cの析出を有効に利用する手段により、経済的で安定して優れる磁気特性を有する一方向性けい素鋼板を製造する。【解決手段】 一方向性けい素鋼板を製造するにあたり、最終の冷間圧延前焼鈍の冷却時に、750°Cから350°Cまでの温度域の冷却速度を5°C/s以上とし、つづく350°C以下の温度域の冷却速度を3°C/s以上として100°C以下の温度まで冷却してコイルに巻取ったのち、圧延温度を下記式(1) を満たす範囲で最終の冷間圧延を行う。【数1】ただしT:圧延温度(°C)〔t〕:秒であらわす焼鈍後最終の冷間圧延開始までの保持時間
請求項(抜粋):
方向性けい素鋼板用スラブを、熱間圧延し、ついで、熱延板焼鈍ののち最終の冷間圧延を行うか、もしくは、そのままあるいは熱延板焼鈍後中間焼鈍を挟む2回の冷間圧延を行い、その後、脱炭焼鈍ののち焼鈍分離剤を塗布してから最終仕上げ焼鈍を施す一連の工程により方向性けい素鋼板を製造するにあたり、最終の冷間圧延前の熱延板焼鈍あるいは中間焼鈍の冷却時に、750°Cから350°Cまでの温度域の冷却速度を5°C/s以上とし、つづく350°C以下の温度域での冷却速度を3°C/s以上として100°C以下の温度まで冷却してコイルに巻取ったのち、圧延温度を下記式(1) を満たす範囲で最終の冷間圧延を行うことを特徴とする磁気特性に優れる一方向性けい素鋼板の製造方法。〔記〕【数1】ただしT:圧延温度(°C)〔t〕:秒であらわす熱延板焼鈍あるいは中間焼鈍後最終の冷間圧延開始までの保持時間
IPC (2件):
C21D 8/12 ,  H01F 1/16
FI (2件):
C21D 8/12 B ,  H01F 1/16 B

前のページに戻る