特許
J-GLOBAL ID:200903048699791960

易開封性包装体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-115303
公開番号(公開出願番号):特開平9-278064
出願日: 1996年04月13日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 密封性及び開封性共に良好な包装体を提供する。【解決手段】 この包装体は、被包装物と、この被包装物を包装する包装材1,1’と、包装材1,1’同士が対向して接着されている密封部とを具備している。この包装体を開封するには、包装材1,1’同士の各々を引き離す。密封部は、包装材1,ポリエステル系接着剤2,包装材1’の順に積層されている。開封時には、ポリエステル系接着剤2の凝集破壊によって、包装材1,1’が引き離されて剥離する。従って、包装材1とポリエステル系接着剤2との界面、又は包装材1’とポリエステル系接着剤2との界面で剥離せずに、ポリエステル系接着剤2の層中において剥離する。ポリエステル系接着剤としては、ガラス転移温度が好ましくは30°C以上、より好ましくは40°C以上のものを用いるのが良い。
請求項(抜粋):
被包装物と、該被包装物を包装する包装材と、該包装材同士が対向して接着されている密封部とを具備し、該密封部において対向している該包装材同士の各々を引き離すことによって剥離開封するタイプの包装体において、該密封部は、該包装材,ポリエステル系接着剤,該包装材の順に積層されており、開封時には該ポリエステル系接着剤の凝集破壊によって、該包装材同士の各々が引き離されて剥離することを特徴とする易開封性包装体。

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