特許
J-GLOBAL ID:200903048711087271

絶縁コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-052136
公開番号(公開出願番号):特開平8-250344
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 耐熱性,機械疲労特性および課電寿命特性とも全てに優れた絶縁コイルを提供することを目的とする。【構成】 課電寿命特性に影響の有る絶縁層に、集成マイカのマイカペーパーを使った第1マイカテープを巻回した第1絶縁層とし、その他の絶縁層は、合成繊維フィブリッドを混抄したマイカペーパーを使った第2マイカテープを巻回し第2絶縁層とする。しかる後、熱硬化性樹脂を真空加圧含浸して加熱硬化し絶縁コイルを製造する。絶縁層の破壊の起点となり易いコイル導体近傍のテープ重ね目部分は、第1マイカテープを巻回している為、真空加圧含浸処理時にマイカ鱗片の一部が含浸樹脂に流れ出し第1及び第2マイカテープどうしの密着性が良くなる。この為、絶縁層の破壊の起点となり易い部分はトリー破壊が生じ難く課電寿命特性が良くなる。この結果、耐熱性,機械疲労特性,課電寿命特性の全てに優れる絶縁コイルを得る。
請求項(抜粋):
マイカテープを用いて絶縁層を形成する絶縁コイルにおいて、コイル導体の近傍に集成マイカのマイカペーパーを使った第1マイカテープを巻回して第1絶縁層を形成し、その上に集成マイカと合成繊維フィブリッドを混抄したマイカペーパーを使った第2マイカテープを巻回して第2絶縁層を形成後、熱硬化性樹脂を真空加圧含浸して加熱硬化形成したことを特徴とする絶縁コイル。
IPC (3件):
H01F 27/32 ,  H01F 5/06 ,  H02K 3/30
FI (3件):
H01F 27/32 Z ,  H01F 5/06 N ,  H02K 3/30
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-086210
  • 特開昭55-153310
  • 特開昭59-086210
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