特許
J-GLOBAL ID:200903048712683099

トンネル掘削方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-006294
公開番号(公開出願番号):特開平9-195666
出願日: 1996年01月18日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】悪条件の地質であっても、パイプ式ロックボルトを打ち込みにより打設できるようにすることにより、鋼アーチ部材による支保を行うことなく、パイプ式ロックボルトにより地山支保を形成しながら掘削を行う。【解決手段】地質条件の悪い地盤を掘削対象として、鋼製支保工による地山補強を行うことなく、パイプ式ロックボルトにより地山支保を行いながらトンネル掘削を行うこととする。パイプ式ロックボルト7の手元側端部と打ち込み機側との接合部において、前記打ち込み機側からの推進力を伝達するための接触部位を実質的に前記パイプ式ロックボルト7の手元側端部の端面または端外縁に限定するとともに、前記接合部を支点として前記パイプ式ロックボルト7を所定角度範囲内で揺動可能な状態に保持しながら、前記打ち込み機よりパイプ式ロックボルト7の挿入を行う。
請求項(抜粋):
地質条件の悪い地盤を掘削対象として、鋼製支保工による地山補強を行うことなく、トンネル内壁面から地盤中に挿入設置した後に内部に圧液を供給して膨張拡径させることにより地盤への定着を図るパイプ式ロックボルトにより地山支保を行いながらトンネル掘削を行うこととし、前記パイプ式ロックボルトは、穿孔機により前記パイプ式ロックボルトの設置予定位置に向けて削孔を行いパイプ式ロックボルトの挿入孔を形成した後、前記パイプ式ロックボルトの手元側端部と打ち込み機側との接合部において、前記打ち込み機側からの押込力を伝達するための接触部位を実質的に前記パイプ式ロックボルトの手元側端部の端面または端外縁に限定するとともに、前記接合部を支点として前記パイプ式ロックボルトを所定角度範囲内で揺動可能な状態に保持しながら、前記打ち込み機よりパイプ式ロックボルトの挿入を行い、次いで、前記パイプ式ロックボルトの内部に圧液を供給してパイプ式ロックボルトを膨張拡径させることを特徴とするトンネル掘削方法。
IPC (3件):
E21D 9/04 ,  E21D 20/00 ,  E21D 21/00
FI (3件):
E21D 9/04 A ,  E21D 20/00 G ,  E21D 21/00

前のページに戻る