特許
J-GLOBAL ID:200903048716785899

樹脂シートの成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-163920
公開番号(公開出願番号):特開平5-329924
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 凹凸部を有する成形体であってもその肉厚を容易に均一化する。【構成】 成形体の成形に供される四角形の被成形用シートSを、成形体を形づくるためのシート形成領域S1と成形後に成形体から分離される不要シート領域S2,S3に、成形体の設計事項に基づき区別される。この不要シート領域のうち、不要シート領域S3は、成形体の深絞り部の頂部における抜き孔に相当する。この抜き孔W1に対応する不要シート領域S3の中央にスリットSL1を、成形体の斜面部の屈曲部側方における不要シート領域S2にスリットSL2を、成形前に形成する。その後、プラグを併用して真空成形を行なうと、スリットSL1は、プラグの降下に伴い発生する押圧力が作用して開口する。よって、シート形成領域S1の樹脂シートにこれを伸長させる力がかからないようにする。
請求項(抜粋):
樹脂シートを成形型の凹凸に倣わせて成形体を成形する樹脂シートの成形方法であって、前記成形体を形作る範囲のシート形成領域の樹脂シートが前記成形型の凹凸に倣うことにより伸長され、該伸長される部分のシート形成領域の近傍で成形後に前記成形体から分離される範囲の不要シート領域が存在する場合には、前記シート形成領域の樹脂シートを伸長させる力により開口する開口部を、前記シート形成領域の樹脂シートが伸長される以前に、前記不要シート領域に予め形成することを特徴とする樹脂シートの成形方法。
IPC (2件):
B29C 51/10 ,  B29C 37/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-136719

前のページに戻る