特許
J-GLOBAL ID:200903048719566926

蝶番付き容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-033980
公開番号(公開出願番号):特開平11-208698
出願日: 1998年01月29日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】第1及び第2ピン軸のそれぞれに弾性片を設けると共に、第1及び第2軸受部の端面を弾性片へ圧接させることにより、第1及び第2ピン軸の磨耗を吸収させ、これによって安定した摩擦抵抗を得ると共に、併せて第1、第2及び第3軸受部の寸法誤差を吸収する。【解決手段】第1軸受部10の軸孔を、第3軸受部6から左方突出する第1ピン軸C外面へ回動自在に嵌合させて、第1軸受部10の右端面を第1弾性片16の先端部へ圧接させ、第2軸受部11の軸孔を第3軸受部6から右方突出する第2ピン軸D外面へ回動自在に嵌合させて、第2軸受部Dの左端面を第2弾性片18の先端部へ圧接させ、第1及び第2弾性片16、18の第1軸受部10及び第2軸受部11に対する摩擦抵抗を、蓋体Bを任意の開放位置に保持させる範囲に定めた。
請求項(抜粋):
容器体Aと、該容器体上面を閉塞する蓋体Bとの各後壁の一方から左右方向の軸孔を有する左右一対の第1及び第2軸受部10、11を、かつ、他方から該第1及び第2軸受部間に位置した、左右方向の軸孔を有する第3軸受部6を、それぞれ突設し、第1軸受部10と第3軸受部6とを第1ピン軸Cを介して、かつ、第2軸受部11と第3軸受部6とを第2ピン軸Dを介して、それぞれ連結させて、上記蓋体Bを容器体Aへ枢支させた蝶番付き容器において、上記第1ピン軸Cの左部から第1弾性片16を左斜め外方向へ拡開突設して、第1ピン軸C右部分を上記軸孔の左端面から嵌挿させて該軸孔内へ嵌着させ、上記第2ピン軸Dの右部から第2弾性片18を右斜め外方向へ拡開突設して、第2ピン軸D左部分を上記軸孔の右端面から嵌挿させて該軸孔内へ嵌着させ、上記第1軸受部10の軸孔を、上記第3軸受部6から左方突出する第1ピン軸C外面へ回動自在に嵌合させて、第1軸受部10の右端面を上記第1弾性片16の先端部へ圧接させ、上記第2軸受部11の軸孔を上記第3軸受部6から右方突出する第2ピン軸D外面へ回動自在に嵌合させて、第2軸受部Dの左端面を上記第2弾性片18の先端部へ圧接させ、更に、上記第1及び第2弾性片16、18の第1軸受部10及び第2軸受部11に対する摩擦抵抗を、上記蓋体Bを任意の開放位置に保持させる範囲に定めた、ことを特徴とする蝶番付き容器。
IPC (2件):
B65D 43/16 ,  A45D 33/00 630
FI (2件):
B65D 43/16 A ,  A45D 33/00 630 Z
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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