特許
J-GLOBAL ID:200903048719596868

スケジューリング方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-015120
公開番号(公開出願番号):特開平5-204675
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】スレッドまたはプロセスがロック待ち状態か否かに基づいてスケジューリングを実行できるようにし、CPUの利用効率の向上を図る。【構成】スケジューラ100がスケジューリングの際に、必要に応じて実行候補のスレッド101に対応するロック変数106を参照し、そのスレッド101がすぐにロックを確保できるかどうかを調べ、CPUを割り当てるか否かの判断の参考とする。この結果、ロック待ち状態にないスレッド、つまり解除されたロック変数を待っていたスレッド、またはロック状態のスレッド、を優先的に選んで実行できるので、スピンループによるCPUタイムの無駄な消費が少なくなり、効率よい処理が実現できる。
請求項(抜粋):
複数のプログラム実行単位間の相互排除を共有変数を用いて実現するコンピュータシステムにおいて、前記複数のプログラム実行単位それぞれがロック待ち状態にあるか否かを管理する手段と、ロック待ち状態でないプログラム実行単位に対して優先的にCPUが割り当てられるように前記複数のプログラム実行単位の処理順を決定するスケジューリング手段とを具備することを特徴とするコンピュータシステムのスケジューリング方式。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-001244
  • 特開昭54-022738
  • 特開平2-204838
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