特許
J-GLOBAL ID:200903048723296682

扉開閉遅延機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-003285
公開番号(公開出願番号):特開2006-193883
出願日: 2005年01月11日
公開日(公表日): 2006年07月27日
要約:
【課題】省スペースでコンパクトにユニット化が可能で各種の扉や引戸にも好適な扉開閉遅延機構を提供する。【解決手段】機構特徴は、カム溝32を形成している固定部材5,6と、固定部材に回動可能に取り付けられる回転ギア38と、固定部材に揺動可能に取り付けられて扉1の開方向への移動に連繋して揺動する旋回体12と、ピン34と歯部16aを有し、旋回体12の基端側と先端側との間を往復動可能なスライダー16と、スライダーを付勢すると共にスライダーの最前進位置で付勢力を最小、最後退位置で付勢力を最大となるよう変位するばね部材18とを備えている。扉1が開操作されると、旋回体12が該開操作に連携して揺動され、スライダー16がカム溝32に対するピン34の摺動を伴ってばね部材18の付勢力を増大する方向へ摺動して歯部16aと回転ギア38との噛み合いを形成し、該噛み合いを解放するまで開位置を保った後、閉位置へ移動される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
本体側の枠部に対し扉を枠部開口を閉じる閉位置と開放する開位置とに移動切り換える場合に用いられるものであって、 前記本体に取り付けられてカム溝を形成している固定部材と、 前記固定部材に回動可能に取り付けられる回転ギアと、 前記固定部材に揺動可能に取り付けられて前記扉の閉位置から開方向への移動に連繋して基端側を支点として揺動する旋回体と、 前記カム溝をトレースするピン及び回転ギアに噛み合う歯部を有し、前記旋回体に組み込まれて該旋回体の基端側と先端側との間を往復動可能なスライダーと、 前記スライダーを付勢するとともに、スライダーの最前進位置でその付勢力を最小、最後退位置でその付勢力を最大となるよう変位するばね部材とを備え、 前記扉が、閉位置から開方向へ開操作されると、前記旋回体がその開操作に連携して揺動されるとともに、前記スライダーが前記カム溝に対する前記ピンの摺動を伴って前記ばね部材の付勢力を増大する方向へ摺動して前記歯部と前記回転ギアとの噛み合いを形成し、前記歯部と前記回転ギアとの噛み合いを解放するまで前記開位置を保った後、閉位置へ移動されることを特徴とする扉開閉遅延機構。
IPC (3件):
E05F 5/02 ,  E05F 1/12 ,  E05F 1/16
FI (3件):
E05F5/02 A ,  E05F1/12 ,  E05F1/16 B
Fターム (5件):
2E050AA03 ,  2E050BA03 ,  2E050CA04 ,  2E050EA02 ,  2E050EB00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 扉開閉遅延機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-373485   出願人:株式会社ニフコ

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