特許
J-GLOBAL ID:200903048723988282

流体圧式アクティブサスペンション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-051226
公開番号(公開出願番号):特開平7-232537
出願日: 1994年02月23日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 積載荷重の増減に拘らず車高維持制御と姿勢制御との両立を図る。【構成】 車高維持制御および姿勢制御を行なうアクチュエータへのオイルの供給量(圧力制御弁の制御量)を定めるに際し、車両荷重Wを算出し(ステップS100)、車速Vが所定速度以上の通常走行時であれば、車体の目標姿勢に基づくヒーブ目標値Rxh(目標変位量)を、車両荷重Wが増大するほど小さな値となるよう算出する(ステップS104)。例えば、乗車人員が2人から4人となると、ヒーブ目標値Rxh(ステップS104)は小さくなり、このヒーブ目標値Rxhの低減により、これを用いた変位モード偏差演算値(ステップS120),補正後の目標圧力Pai等の制御量も低減し、この制御量の低減を通して車両荷重Wが大きくなるほど目標車高は低下する。よって、制御量が低減した分だけ車高維持制御のためのポンプからのオイル供給に余裕を持たせる。
請求項(抜粋):
車両のばね下とばね上との間に介装されて車体を懸架し、作動流体の給排により該車体の車高を調節する流体圧アクチュエータと、該流体圧アクチュエータに作動流体を供給する供給源と、該供給源と前記流体圧アクチュエータとの間に設けられ作動流体の給排を行なう制御弁を制御し、前記流体圧アクチュエータを介して車体の車高維持を図る制御手段とを有する流体圧式アクティブサスペンションであって、前記車両の積載荷重を検出する荷重検出手段と、該検出した積載荷重が増大するほど前記制御手段による車高維持のための前記制御弁の制御量が低減する側に、前記積載荷重に応じて前記制御弁の制御量を変更する制御量変更手段とを備えることを特徴とする流体圧式アクティブサスペンション。

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