特許
J-GLOBAL ID:200903048724565237

段階反応器による方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-165661
公開番号(公開出願番号):特開2001-019707
出願日: 2000年06月02日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 現場ブレンドを製造するための方法であって、制御するのが一層困難である可変因子、例えば重合体の質量比などを変更させることなくメルトフロー比をインラインで調節するようにした方法を提供する。【解決手段】 エチレンと1種以上の共単量体を、連結させた2基以上の流動床反応器において重合条件下に、(i)電子供与体を含有する担持された又は担持してないマグネシウム/チタン系先駆物質と(ii)該先駆物質の活性化を完了させるのに十分な量のヒドロカルビルアルミニウム助触媒とを含む触媒系と接触させることからなる重合体の現場ブレンディングを実施するための方法において、(A)先駆物質活性剤化合物対電子供与体のモル比をそれぞれ増減させることによってブレンドのメルトフロー比及び(又は)分子量を増減させるか、或いは(B)先駆物質活性剤化合物対電子供与体のモル比をそれぞれ増減させることによってブレンドの嵩密度を増減させる。
請求項(抜粋):
エチレンと1種以上の共単量体を、連結させた2基以上の流動床反応器において重合条件下に、(i)電子供与体を含有する担持された又は担持してないマグネシウム/チタン系先駆物質と(ii)該先駆物質の活性化を完了させるのに十分な量のヒドロカルビルアルミニウム助触媒とを含む触媒系と接触させることからなる重合体の現場ブレンディングを実施するための方法において、(A)先駆物質活性剤化合物対電子供与体のモル比をそれぞれ増減させることによってブレンドのメルトフロー比及び(又は)分子量を増減させるか、或いは(B)先駆物質活性剤化合物対電子供与体のモル比をそれぞれ増減させることによってブレンドの嵩密度を増減させることを含み、ただし(I)先駆物質活性剤化合物対電子供与体のモル比は約0.1:1〜約1:1の範囲にあり、(II)先駆物質活性剤化合物は1種の化合物又は2種の異なった化合物の逐次的な混合物であることができ、(III)それぞれの先駆物質活性剤化合物は式:M(Rn)X(3-n)(ここで、MはAl又はBであり、それぞれのXは独立して塩素、臭素又は沃素であり、それぞれのRは独立して1〜14個の炭素原子を有する飽和脂肪族炭化水素基であり、ただし、MがAlであるときは、nは1〜3であり、MがBであるときは、nは0〜1.5である)を有し、(IV)先駆物質の活性化は先駆物質を反応器に導入する前に実施し、(V)但し書き(IV)における活性化は部分的であるものとする、重合体の現場ブレンデイングのための方法。
IPC (3件):
C08F 2/34 ,  C08F 4/654 ,  C08F210/02
FI (3件):
C08F 2/34 ,  C08F 4/654 ,  C08F210/02

前のページに戻る