特許
J-GLOBAL ID:200903048733968930

画像流速推定方法、装置および画像流速推定プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-039067
公開番号(公開出願番号):特開平11-238137
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 オプティカルフローを用いた画像流速推定において、非剛体系の物体の移動ベクトルの推定精度を向上させる。【解決手段】 画像入力部100から、移動する2次元画像を入力し、時系列画像として画像蓄積部110に蓄積する。画像解析部120は、画像蓄積部110に蓄積されている2次元時系列画像をいくつかのサブブロックに分割し、各サブブロック内の空間周波数成分と濃淡値の標準偏差を算出する。正規化係数算出部130は、画像解析部120で得られた画像の空間周波数成分と濃淡値の標準偏差の2つの画像特徴量を、予め設計してある線形方程式に代入して各サブブロック毎に最適正則化係数αを算出する。速度推定部140は、オプティカルフロー法を用いて連続する2つの時系列画像から画素ごとに移動する物体の速度ベクトルを推定し、推定された速度ベクトルを出力部150に出力する。
請求項(抜粋):
時系列画像中の流体の移動速度をオプティカルフロー法を用いて推定する画像流速推定方法であって、移動する対象を含む2次元画像を入力する画像入力段階と、入力された画像を時系列画像として蓄積する画像蓄積段階と、蓄積されている2次元時系列画像の空間周波数成分を解析するとともに、画像の濃淡値の標準偏差を同時に解析する画像解析段階と、前記画像解析段階で得られた画像の空間周波数成分と濃淡値の標準偏差の2つの画像特徴量を予め設計してある線形式に代入して正則化係数αを決定する正則化係数算出段階と、オプティカルフロー法を用いて連続する2枚の画像から、移動する対象の速度ベクトルを推定する速度推定段階と、推定された速度ベクトルを出力する出力段階を有する画像流速推定方法。
IPC (2件):
G06T 7/20 ,  G06T 1/00
FI (2件):
G06F 15/70 410 ,  G06F 15/62 380
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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