特許
J-GLOBAL ID:200903048736273967
流体封入式筒型マウント
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-073353
公開番号(公開出願番号):特開平5-240293
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 互いに直交する軸直角方向におけるばね比を大きく設定することのできる流体封入式筒型マウントを提供すること。【構成】 ゴム弾性体14にて相互に連通された内筒金具10と外筒金具12との間に、オリフィス通路36を通じて相互に連通された一対の流体室46,46を、内筒金具を挟んで振動入力方向一方向に対向位置して設けてなる流体封入式筒型マウントにおいて、第一の振動入力方向に直交する第二の振動入力方向に内筒金具10を挟んで対向位置する部分に、それぞれゴム弾性体14を軸方向に貫通して延びる一対の空所38,38を設けることにより、流体室46における周方向両側の壁部を、実質的に第一の振動入力方向に延びる竪壁部40,40とすると共に、かかる流体室46における周方向両側の竪壁部40,40を、該流体室46における軸方向両側の竪壁部42,42よりも薄肉とした。
請求項(抜粋):
互いに径方向に所定距離を隔てて配された内筒金具と外筒金具とを、それらの間に介装されたゴム弾性体にて連結する一方、第一の振動入力方向としての軸直角方向一方向において内筒金具を挟んで対向位置する部分に、それぞれ内部に所定の非圧縮性流体が封入された一対の流体室を形成すると共に、それら一対の流体室を互いに連通するオリフィス通路を設けてなる流体封入式筒型マウントにおいて、前記第一の振動入力方向に対して直交する第二の振動入力方向としての軸直角方向一方向において該内筒金具を挟んで対向位置する部分に、それぞれ前記ゴム弾性体を軸方向に貫通して延びる一対の空所を設けることにより、前記流体室における周方向両側の壁部を、実質的に前記第一の振動入力方向に延びる竪壁部とすると共に、かかる流体室における周方向両側の竪壁部を、該流体室における軸方向両側の竪壁部よりも薄肉としたことを特徴とする流体封入式筒型マウント。
IPC (2件):
引用特許:
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