特許
J-GLOBAL ID:200903048741709811

熱可塑性ポリウレタン樹脂製多孔性材料の製造方法及び熱可塑性ポリウレタン樹脂製多孔性材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-051721
公開番号(公開出願番号):特開2003-253035
出願日: 2002年02月27日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 表層部分に緻密なスキン層を生成させることなく、全面が均質な網状構造からなる熱可塑性ポリウレタン樹脂製多孔性材料を製造する。【解決手段】 熱可塑性ポリウレタン樹脂と、少なくとも一個のα-1,4結合及び/又はβ-1,4結合を有するオリゴ糖及び多糖並びにこれらの誘導体よりなる群から選ばれる1種又は2種以上の水溶性高分子化合物と、分子内に酸素原子又は窒素原子を含む含酸素/窒素有機溶媒とを含むポリマードープを、親水性有機溶媒を含む凝固浴中に浸漬し、前記含酸素/窒素有機溶媒を抽出除去して熱可塑性ポリウレタン樹脂を凝固せしめた後、前記水溶性高分子化合物及び親水性有機溶媒を抽出除去する工程を含む熱可塑性ポリウレタン樹脂製多孔性材料の製造方法。ポリマードープを少なくとも一部が該親水性有機溶媒の通液が可能となっている仕切部材内に収容して凝固浴中に浸漬する。
請求項(抜粋):
熱可塑性ポリウレタン樹脂と、少なくとも一個のα-1,4結合及び/又はβ-1,4結合を有するオリゴ糖及び多糖並びにこれらの誘導体よりなる群から選ばれる1種又は2種以上の水溶性高分子化合物と、分子内に酸素原子又は窒素原子を含む含酸素/窒素有機溶媒とを含むポリマードープを、親水性有機溶媒を含む凝固浴中に浸漬し、前記含酸素/窒素有機溶媒を抽出除去して前記熱可塑性ポリウレタン樹脂を凝固せしめた後、前記水溶性高分子化合物及び親水性有機溶媒を抽出除去する工程を含む熱可塑性ポリウレタン樹脂製多孔性材料の製造方法であって、前記熱可塑性ポリウレタン樹脂の凝固に際して、前記ポリマードープを、少なくとも一部が該親水性有機溶媒の通液が可能となっている仕切部材内に収容して該凝固浴中に浸漬することを特徴とする熱可塑性ポリウレタン樹脂製多孔性材料の製造方法。
IPC (2件):
C08J 9/26 CFF ,  C08L 75:04
FI (2件):
C08J 9/26 CFF ,  C08L 75:04
Fターム (9件):
4F074AA02 ,  4F074AA78 ,  4F074BA74 ,  4F074BA84 ,  4F074BA95 ,  4F074CB03 ,  4F074CB16 ,  4F074CB18 ,  4F074CB28

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