特許
J-GLOBAL ID:200903048746278835

材料試験機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-232576
公開番号(公開出願番号):特開平11-072422
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 供試体のセット時に生じた過負荷を完全に除荷する除荷制御を、ハンチングを起こすことなく行い得る材料試験機を提供する。【解決手段】 供試体TPのセット時に、制御回路1は、まず、下つかみ具の変位を制御する変位フィードバック制御を、変位計4からの変位フィードバック信号に基づいて行う一方、この変位フィードバック制御において、供試体TPに過負荷がかかったことを比較回路9が検出したならば、スイッチSW2、SW4を切り換えて、除荷レベルを目標値とする荷重フィードバック制御に切り換える。また、この荷重フィードバック制御においては、PID制御器13の積分ゲインKIを大きく、比例ゲインKPを小さく設定する。
請求項(抜粋):
一対のつかみ具を介して供試体を負荷するアクチュエータと、前記つかみ具の変位を検出する変位検出手段と、前記供試体にかかる荷重を検出する荷重検出手段と、前記変位検出手段からの変位フィードバック信号または前記荷重検出手段からの荷重フィードバック信号が目標値に一致するように前記アクチュエータをフィードバック制御する制御回路と、前記つかみ具の一方の変位指令値を与える変位指令値操作部材とを備え、前記一対のつかみ具に供試体を装着する時には、前記つかみ具の一方に供試体の一端を把持するとともに、前記変位指令値操作部材により変位指令値を与えて前記つかみ具の一方を前記つかみ具の他方側に移動させ、前記つかみ具の他方により供試体の他端を把持させるようにした材料試験機において、前記供試体の装着作業時には前記つかみ具の一方を前記変位指令値を目標値とした変位フィードバック制御で移動させる一方、供試体にかかる荷重が過負荷レベルを超えると、この変位フィードバック制御を除荷レベルを目標値とした荷重フィードバック制御に切り換える切換手段を備えたことを特徴とする材料試験機。

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