特許
J-GLOBAL ID:200903048751576240

アドホックネットワークのパケットルーティング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-038667
公開番号(公開出願番号):特開平11-239176
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 本発明はアドホックネットワークのパケットルーティング方法において発信端末と宛先端末との間に固定された中継端末が多数存在しない場合であっても発信端末と宛先端末との通信を可能にすることを目的とする。【解決手段】 中継端末が隣接無線端末との通信状態の悪化を検出すると、中継端末から宛先端末100(J)に対して第1の信号P1を送り、宛先端末100(J)は第1の信号を検出すると不特定の無線端末に対して第2の信号P2を送出し、中継端末は第2の信号P2を検出すると中継端末識別情報を付加して第2の信号P2を不特定の無線端末に送出し、発信端末100(A)は第2の信号P2を検出すると第2の信号P2に含まれる中継端末識別情報に基づいて通信ルートを認識することを特徴とする。
請求項(抜粋):
データパケットの送信,受信及び中継の全ての機能をそれぞれが備える少なくとも3つの無線端末を利用し、データパケットの送信元となる無線端末,データパケットの送信先となる無線端末及びデータパケットを中継する無線端末をそれぞれ発信端末,宛先端末及び中継端末とし、前記発信端末と宛先端末との間で直接通信できない場合には、1つ以上の前記中継端末を利用する通信ルートを特定し、特定された通信ルートを利用してデータパケットを転送するアドホックネットワークのパケットルーティング方法において、前記中継端末が特定された通信ルート上で隣接する無線端末との間の通信状態の悪化を検出した場合には、該中継端末から前記宛先端末に対して通信途絶を示す第1の信号を送り、前記宛先端末が前記第1の信号を検出した場合には、利用する通信ルートを更新するために、前記宛先端末から不特定の前記無線端末に対して第2の信号を送出し、前記第2の信号を検出した無線端末が前記発信端末でない場合には、前記第2の信号を検出した無線端末は、該無線端末を特定する中継端末識別情報を付加して前記第2の信号を不特定の無線端末に対して送出し、前記第2の信号を検出した無線端末が前記発信端末である場合には、該発信端末は、検出された第2の信号に含まれる前記中継端末識別情報に基づいて更新された通信ルートを認識し、更新された通信ルートの中継端末を介して宛先端末へのデータパケットの送信を継続することを特徴とするアドホックネットワークのパケットルーティング方法。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04L 12/28
FI (2件):
H04L 11/20 102 D ,  H04L 11/00 310 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る