特許
J-GLOBAL ID:200903048754306880

As含有排水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-207857
公開番号(公開出願番号):特開平11-047764
出願日: 1997年08月01日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 As濃度0.1mg/L以下にする、Asを高濃度に含む排水の処理方法の提供。【解決手段】 銅電解工場において脱銅電解浸出液に脱銅電解処理を施した脱銅電解尾液をコーンタンクに導き、硫酸工場排水と混合して硫酸澱物を沈澱させ、そのオーバーフロー水を硫化処理槽に導いて硫化水素ガスを吹き込み、ORP値が250mV以下になるように、吹き込み量を調整する(第一工程)。次に、処理水を中和糟に導き、鉄澱物と炭酸カルシウムとを添加し、重金属の澱物を生成させ、固液分離を行う(第二工程)。その処理水に砒酸鉄澱物を合流させた後、これを湿式脱鉄工程排水として中和処理場に導き、消石灰を添加して中和澱物を濾過分離し(第三工程)、処理水を清澄池に導き、As含有物を沈澱除去してそのうわずみを放流する。
請求項(抜粋):
Asが含有されるAs含有排水を処理して該As含有排水中のAs濃度を基準値以下にするAs含有排水の処理方法において、前記As含有排水に、該排水の酸化還元電位が250mV以下になるようにその添加量を制御しつつ硫化剤を添加する第一工程と、第一工程で得られたものに鉄澱物と中和剤とを添加して中和処理をする第二工程と、第二工程で得られたものにさらに中和剤を添加し、As含有物を沈澱除去する第三工程と、を有することを特徴とするAs含有排水の処理方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 銅電解液の浄液方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-263639   出願人:日鉱金属株式会社
  • 特開昭57-032786
  • 特表昭57-500233
全件表示

前のページに戻る