特許
J-GLOBAL ID:200903048754846958

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261219
公開番号(公開出願番号):特開平6-117707
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 冷凍サイクル中の高温高圧ガス冷媒(ホットガス)を用いた暖房において、圧縮機の停止状態への切替時、トルク変動を小さくし、車両走行時における雪道などでのスリップを防止する。【構成】 圧縮機10の吐出側にコンデンサ11、圧縮機10の吸入側に熱交換器14が設けられる。圧縮機10とコンデンサ11を結ぶ経路に開閉弁18aを備え、この開閉弁18aからコンデンサ11を迂回するバイパス管20は、第2の減圧装置22が備えられる。暖房時、圧縮機10のなす圧縮仕事がホットガスのもつ熱量となって熱交換器14で放熱される。熱交換器14での放熱が不要となり圧縮機を停止させる時、開閉弁18aを開き圧縮機10からコンデンサ11側へ冷媒を所定期間流し、かつ圧縮機10の作動を所定継続する。これにより、圧縮機10のトルク低下が緩やかになり、内燃機関から車両走行用駆動系に与えるトルク変動が低減される。
請求項(抜粋):
主暖房装置を備えた車両用空調装置であって、冷媒を圧送する圧縮機と、この圧縮機の吐出側に接続されるコンデンサと、前記圧縮機の吸入側に接続される熱交換器であって、この熱交換器を流通する空気流路と前記主暖房装置で加熱される空気流路とが少なくとも一部一致するように前記主暖房装置に対し直列に設けられる熱交換器と、前記圧縮機と前記コンデンサとを結ぶ経路に設けられる開閉弁と、前記コンデンサを迂回して前記開閉弁の入口側から前記コンデンサと前記熱交換器とを結ぶ経路に接続されるバイパス管と、前記バイパス管に設けられる減圧装置と、前記バイパス管に冷媒を流す場合前記圧縮機の停止するとき圧縮機の停止直前に前記開閉弁を開き圧縮機の吸込圧力を低下した後圧縮機を停止させる圧縮機停止制御手段とを備えたことを特徴とする車両用空調装置。
IPC (4件):
F25B 1/00 351 ,  F25B 1/00 101 ,  B60H 1/00 102 ,  B60H 1/22
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭62-000770

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