特許
J-GLOBAL ID:200903048756048170
リードフレームの両面部分めつき装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-282234
公開番号(公開出願番号):特開平5-098489
出願日: 1991年10月02日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】 リードフレームの両面部分めっきを施すに際し、膜厚、外観が均一でエリヤ精度の高い部分めっきが得られるような部分めっき装置を提供することを目的とするものである。【構成】 上下の各治具における不溶性陽極13、13′を、それぞれその開口部を除く表面積がリードフレーム5の部分めっき部の表面積と同等以上となるように形成する。上下の各不溶性陽極13、13′とリードフレーム5のめっき面との距離が同等であるか、もしくは上部不溶性陽極13とリードフレーム5のめっき面との距離が下部不溶性陽極13′とリードフレーム5のめっき面との距離よりも狭くなるように配設し、リードフレーム5を流通しためっきの液の流通路に隔壁を設けて独立した複数個の排出路14に分割形成する。上部治具Aの端部において各排出液を集合させて系外へ排出するための集合液排出口15を設ける。
請求項(抜粋):
それぞれに不溶性陽極を配設した上部治具と下部治具との間に、所定のマスキング部材を施したリードフレームを設置し、下部治具の下端に設けられためっき液流入口から導入されためっき液を不溶性陽極に多数設けられた開口部を経て、上部治具の不溶性陽極方向に噴射し、該噴射めっき液流によって上下治具間に設置されたリードフレームの非マスキング部分にめっきを施し、該めっき液を上部治具に設けられた液排出路を経て液排出口から排出させるように構成された部分めっき装置において、上下各治具における不溶性陽極(13 、13')を、それぞれその開口部を除く表面積がリードフレーム(5)の部分めっき部の表面積と同等以上となるように形成するとともに、上下の各不溶性陽極(13 、13')とリードフレーム(5) のめっき面との距離が同等であるか、もしくは上部不溶性陽極(13)とリードフレーム(5) のめっき面との距離が下部不溶性陽極(13') とリードフレーム(5) のめっき面との距離をよりも狭くなるように配設し、リードフレーム(5) を流通しためっき液の流通路に隔壁を設けて独立した複数個の排出路(14)に分割形成するとともに、上部治具(A) の端部において各排出液を集合させて系外へ排出するための集合液排出口(15)を設けてなるリードフレームの両面部分めっき装置。
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