特許
J-GLOBAL ID:200903048757393008

磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフイルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-225372
公開番号(公開出願番号):特開平5-042595
出願日: 1991年08月12日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】表面性、滑り性、耐削れ性の改善された磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフイルムを提供する。【構成】(A)フイルム表面の突起が特定の三次元粗さ曲線を示し、(B)走行摩擦係数の上昇(Δμk)が0.15未満であり、そして(C)該突起がフイルム中に粒径比1.5〜4.0、平均粒径が0.1〜0.4μm、粒径分布比(D20/D80)1.4以下の紡錘状炭酸カルシウム粒子0.05〜1重量%と、平均粒径が該粒子より大きくて0.4〜1.5μmである他の不活性無機粒子及び(又は)耐熱性高分子粒子0.01〜1重量%とを含有させることで形成されていることを特徴とする磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフイルム。
請求項(抜粋):
二軸配向されたポリエステルフイルムであって、(A)フイルム表面の突起の分布曲線が、高さX(μm)が0.05μm以上で突起の数Y(個/mm<SP>2 </SP>)が30個/mm<SP>2 </SP>以上の範囲において、下記式(1)を満足し、(B)走行摩擦係数の上昇(Δμk)が0.15未満であり、そして(C)該突起が、フイルム中に粒径比(長径/短径)が1.5〜4.0で、平均粒径が0.1〜0.4μmであり、かつ下記式(2)で表わされる粒径分布比が1.4以下である紡錘状炭酸カルシウム粒子0.05〜1.0重量%と平均粒径が該紡錘状炭酸カルシウム粒子より大きくて0.4〜1.5μmである他の不活性無機粒子及び(又は)耐熱性高分子粒子0.01〜1.0重量%とを含有させることによって形成されていることを特徴とする磁気記録媒体用二軸配向ポリエステルフイルム。-11.4X+4<log Y<-10.0X+5 ...(1)[但し、Xは基準レベルからの高さ方向の距離(μm)であり、Yは高さXでカットした時にカウントされる突起の数(個/mm<SP>2 </SP>)である。]粒径分布比=D<SB>20</SB>/D<SB>80</SB> ...(2)[但し、D<SB>20</SB>,D<SB>80</SB>は遠心沈降法による累積重量分率がそれぞれ20%,80%における粒径である。]
IPC (9件):
B29C 55/12 ,  C08J 5/18 CFD ,  C08K 3/00 KJQ ,  C08K 3/26 KJR ,  C08L 67/02 LNZ ,  G11B 5/704 ,  B29K 67:00 ,  B29K105:16 ,  B29L 7:00

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