特許
J-GLOBAL ID:200903048760402620

化学発光酵素免疫測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-060588
公開番号(公開出願番号):特開平10-295398
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 ペルオキシダーゼ酵素を標識物質として用い、低濃度の測定対象物質に対しても高感度測定が可能な化学発光系により抗原または抗体を免疫学的に測定する方法を提供する。【解決手段】 ペルオキシダーゼ酵素を標識物質として用いる酵素免疫測定法において、下記一般式(1)【化1】(上記一般式(1)において、R1 およびR2 は、アルキル基、アリール基およびハロゲン化アリール基からなる群より選択され、互いに同一でも異なるものでもよく、R3 、R4 、R5 およびR6 は、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基およびハロゲン原子からなる群より選択され、互いに同一でもまたは異なるものでもよく、Xn-はn価の陰イオンであり、nは1または2である。)で表わされるN,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類を還元処理して得られる反応生成物を化学発光性物質として用いる化学発光系により、抗原または抗体を免疫学的に高感度に測定する方法。
請求項(抜粋):
ペルオキシダーゼ酵素標識した抗体もしくは抗原を試料中の測定すべき抗原もしくは抗体またはそれらの凝集物と混合し、抗原抗体反応によりペルオキシダーゼ酵素標識-抗原抗体錯体からなる免疫複合体を生成させ、該免疫複合体に化学発光性物質として下記一般式(1)【化1】(上記一般式(1)において、R1 およびR2 は、アルキル基、アリール基およびハロゲン化アリール基からなる群より選択され、互いに同一でもまたは異なるものでもよく、R3 、R4 、R5 およびR6 は、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基およびハロゲン原子からなる群より選択され、互いに同一でもまたは異なるものでもよく、Xn-はn価の陰イオンであり、nは1または2である。)で表わされるN,N’-ジ置換-9,9’-ビスアクリジニウム塩類の還元処理により得られる反応生成物を添加し、水素受容体の存在下において化学発光させ、その化学発光量を測定することにより試料中の抗原もしくは抗体の含有量を測定することを特徴とする化学発光酵素免疫測定方法。
IPC (5件):
C12Q 1/28 ,  G01N 33/535 ,  G01N 33/543 575 ,  C07D219/02 ,  C07K 16/18
FI (5件):
C12Q 1/28 ,  G01N 33/535 ,  G01N 33/543 575 ,  C07D219/02 ,  C07K 16/18

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